1. ホーム
  2. 政治行政
  3. まちの未来考えて 小田原との合併協議で副市長らが「出前説明会」

まちの未来考えて 小田原との合併協議で副市長らが「出前説明会」

政治行政 神奈川新聞  2017年10月19日 16:00

石田副市長(左)の説明を聞く高校生=16日、南足柄市女性センター
石田副市長(左)の説明を聞く高校生=16日、南足柄市女性センター

 南足柄市は9月中旬から、市幹部が市民の元に出向き、小田原市との任意協議会の協議結果を伝える“出前説明会”を実施している。市民が会場に足を運ぶ説明会の日程はすべて終了したが、「より多くの市民に、今後のまちづくりについて考えてもらいたい」と企画。11月も継続する予定で、市は「要望があれば、12月も開催したい」と話している。

 今月16日夕。高校生向けの出前説明会の会場となった市女性センター(同市関本)に、市内に住む高校1、2年生7人が集まった。

 市の厳しい財政状況や小田原市と合併などを協議した理由などについて説明を受けた後、7人は市の将来像について石田和則副市長と話し合った。

 市の現状を知った高校生からは、合併を「仕方ない」と受け止める声が多く聞かれた。女子生徒は「合併も仕方ないのかなと思うが、南足柄の良いところは残してほしい」と要望。別の女子生徒も「地域のつながりの強さは、これまでと同じであってほしい」と訴えた。

 合併を不安視する意見も出された。男子生徒は「資料に『合併すると、周辺部が発展できなくなる心配がある』とあるが、確かに心配」と指摘。別の女子生徒も「市民の声が届きにくくなったら、私たちが大人になって意見を持つようになったときに大変だな」と率直に話した。

 市は市民説明会を9月6日から21日までの間、計7回実施。市企画課によると、710人の定員に対し、延べ664人が参加した。ただ「市民全員が来場できたわけではない」と同課。9月14日から出前説明会も始めた。

 これまで五つの自治会と、PTAやまちづくりグループなど11団体に対して実施。市民十数人で参加するケースが多く、副市長や企画部長、企画課長らが出向いて、15~20分かけて協議結果を説明し、参加者からの疑問や質問に答える形式を取る。同課は「ざっくばらんにやりとりしている」と明かす。

 市は10月末ごろに市民アンケートを実施するが、出前説明会も11月末までにさらに計27団体に対して行う予定。出前説明会の申し込み・問い合わせは、同課電話0465(73)8001。


シェアする