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高校野球秋季関東大会
東海4強、センバツ決定的 悲願へ課題克服を

高校野球 神奈川新聞  2019年10月28日 10:23

投手としての成長とともに、劣勢を打開するキャプテンシーにも期待が懸かる東海大相模の主将山村=26日、秋季関東大会から
投手としての成長とともに、劣勢を打開するキャプテンシーにも期待が懸かる東海大相模の主将山村=26日、秋季関東大会から

 群馬県で開催された高校野球の第72回秋季関東大会は27日、高崎健康福祉大高崎(群馬3位)が決勝で山梨学院(山梨1位)を3-0で下して初優勝を飾り、幕を閉じた。神奈川1位で出場の東海大相模はベスト4進出で、2季連続となる甲子園が決定的となった。収穫と課題を突き付けられた今大会を振り返る。

 東海大相模は今夏の主力メンバーが多く残り、優勝候補と位置づけられながらも頂点への道のりは険しかった。

 準決勝の高崎健康福祉大高崎(群馬3位)戦は2-0の五回にビッグイニングをつくられた。バント処理だけで三つのミスが絡むなど、一気に5失点。3回戦敗退した今夏の甲子園でも七回に一挙7失点で逆転負けしており、負の連鎖を止められなかった。長谷川将也部長(31)は「一度ミスが出ると続いてしまう。自分たちで止めることができなかった」と指摘。秋季県大会では全6試合で無失策だったが、この関東大会では計6失策と大崩れした。

 多彩な投手陣の継投が売りだった今夏のチームから一転、新チームは左腕諸隈をエースとして立て、県大会では全6試合に登板した。神奈川では好結果を残したが、関東大会ではピリッとしなかった。準決勝では今春以来となった右腕山村を先発させたものの、5回途中5失点で降板。中継ぎで好救援した1年生の右腕金城を含め、背番号1を巡るチーム内の競争が、タテジマの今後を左右していくだろう。

 破壊力のある打線は準決勝では2得点にとどまったが、大会を通じてインパクトを残した。1回戦は初回に一挙9得点、準々決勝でも五回に6得点など、全国トップクラスの攻撃力を誇る。関東大会では1番鵜沼、2番加藤のコンビが塁上を駆け回り、4番西川はチームトップタイの7打点、打率5割と結果を残した。次の塁を狙う積極果敢な走塁も随所に見られたが、準決勝で対戦した左腕のような好投手をどう攻略するかが引き続き課題となる。

 キャプテンでもある山村は「打線は水物。やっぱり守備から鍛え直したい」ときっぱり。2年前の先輩たちは関東大会4強から、翌春センバツでのベスト4につなげた。2季連続の甲子園で悲願を成し遂げるため、冬の間にそれぞれの宿題を克服したい。


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