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J1湘南練習場の復旧費用、ふるさと納税活用へ 平塚市

社会 神奈川新聞  2019年10月28日 05:00

 J1湘南ベルマーレの練習拠点の早期復旧に向け、平塚市がふるさと納税の活用に乗り出した。台風19号で被害を受けた市内公共施設の復旧費用は約2億8千万円に上る見込みで、財政難を直撃する想定外の支出をファンや市民の善意でカバーしたい考えだ。

 台風の豪雨による影響で、市内では相模川河川敷に点在するスポーツ公園などが広範囲で冠水、利用できない状態が続いている。市は「今回の被害はあまりにも大きく、市民に頼れるところは頼りたい」と自然災害の復旧に初めて寄付を募ることを決断した。ふるさと納税制度では年間2億7千万円の税収が流出している現状も制度活用を後押ししたとみられる。

 今回の寄付は災害支援のため返礼品はないが、税制上の控除対象になり平塚市民も寄付できる。24日に受け付けを始めたところ1日で約50万円を集め、寄付者からは「早い復旧とベルマーレの活躍を期待します」「愛するベルマーレのために少しでも力になりたい」といった応援メッセージが多数寄せられた。

 サッカー場の完全復旧には1年近くを要する可能性もあり、市担当者は「どれだけ寄付が集まるか分からないが、ベルマーレの練習場の復旧に優先的に活用したい」と説明する。


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