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中国出身・林 同財さん
外国人の住まい探しに寄り添う 自身の体験を情熱に

社会 神奈川新聞  2019年10月27日 06:00

 「大丈夫、住める家は絶対にありますから」。困り果てた来店者に親身に寄り添い、優しい言葉で励ますのは日常のことだ。日本語、英語、中国語を使い分け、日本での暮らしを望む外国人の住宅探しをサポートする。

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 川崎市高津区の不動産会社エヌアセットで、賃貸物件の仲介業務に携わって2年半あまり。留学生として中国から来日した後の苦い体験が仕事への情熱の源泉になっている。

 学生時代は主に宇都宮で過ごし、専門学校で日本語を学んだ後に大学へ入学した。しかし、何度か経験した引っ越しでは部屋探しに苦闘。「外国人というだけで断られるケースもあった。なぜなのだろうと思うこともあった」と当時を振り返る。

 就職活動では大手企業中心に就職活動を進めるもうまくいかず、一度は行き詰まった。気を取り直して中小企業にも視野を広げ3社から内定を得た。当時のエヌアセットの外国人社員は皆無。「社長の『一緒に外国人が入居しやすい環境をつくろう』との言葉で、入社を決断した」

 入社後は宅地建物取引士の資格取得に取り組み、2度目の挑戦で合格率15%ほどの難関を突破した。

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