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ノジマ社長・野島廣司さん(1)
ドキュメント経営者 始まりは小さな電器店、家業拡大も愛憎半ば

経済 神奈川新聞  2017年10月17日 10:52

ノジマの原点で1959年に相模原市に創業した野島電気工業社の店舗
ノジマの原点で1959年に相模原市に創業した野島電気工業社の店舗

 県内を地盤に店舗網を首都圏などで広げる家電販売大手、ノジマ(横浜市西区)。近年は大型買収も成果を収め、本年度の連結業績は売上高4840億円、営業利益157億円といずれも過去最高を見込む。成長を続ける組織を率いてきたのは、現社長の野島廣司氏だ。グループはいま、直営で約590店舗、従業員8500人を擁するまで拡大したが、その源流は、高度経済成長期のさなか、相模原で産声を上げた家業の小さな電器店が始まりだった。

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 「父は東京電力の社員だったから、それできっと『これからは電気の時代だ』と思ったんでしょう。白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機といわゆる三種の神器を売り、修理や工事もやった。当初は、父が会社勤めと掛け持ちだったため、母も店を切り盛りしていた」

 1959年。東電社員から“脱サラ”を図ろうとした父親が、洋裁に長ずる母親とともに興したのが、今日のノジマの黎明(れいめい)となる野島電気工業社だ。それは、現在のJR横浜線矢部駅の近隣に建てた自宅に併設された小さな電器店だった。

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