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改修工事契約を可決 松田町議会、98条委も開催

政治行政 神奈川新聞  2019年10月22日 06:00

 松田町が専決処分した町民文化センターの改修を巡り、町議会は21日の臨時会本会議で、改修工事の契約締結を賛成多数で可決した。一方、議会が不承認とした同センターの改修費を盛り込んだ一般会計補正予算案については、本山博幸町長が地方自治法に基づく「必要な措置」を報告した。

 同問題は、センター改修費を盛り込んだ予算案が議会で継続審査となったことを受け、町は国の補助条件となる来年2月までの完成に間に合わせようと予算案を専決処分。反発した町議会が不承認で応じた。町は不承認でも専決処分の効力に影響はないとしているが、地方自治法が定める「必要と認める措置」を講じ、町議会に報告する必要があった。

 本会議であった工事契約に関する質疑で、議会側はプロポーザル選考に1社しか応募がなかったことによる価格の妥当性などを問題視。町議は「第三者的な業者に設計委託して整合性をチェックするなら分かるが、1社交渉では理屈が通らない」とただした。

 これに対し、本山町長は「価格が適正かどうかの判断は、国の補助金審査を通ったことでも分かる。詳細設計でさらに無駄を省きたい」とした。採決は賛成6、反対5で可決された。

 一方、専決処分に絡む「必要な措置」については、本山町長が専決処分とした経緯や内容、不承認となったことなどを町民に説明する意向を表明。事態改善に向け、議会の理解を得て議会運営に支障がないように努力していく考えも示した。

 本会議に先立ち開催された同問題に関する調査特別委員会(98条委員会)では、これまでの調査を踏まえて事業者選定や契約交渉の経緯などを重点に調査していくことを確認した。


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