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【台風19号】願う再建、支援始まる ボランティア続々

社会 神奈川新聞  2019年10月20日 23:37

 台風19号で記録的な豪雨に見舞われ、甚大な被害が出た相模原市緑区で20日、災害ボランティアによる支援活動が始まった。市内外から駆け付けた約300人が、土砂崩れや河川の氾濫被害に遭った住宅や企業など19カ所で作業。土砂や泥の搬出に力を合わせ、一日も早い暮らしの再建を願った。


【写真特集】台風19号 神奈川各地の状況


浸水被害を受けた企業の敷地内で、スコップを使って泥をかき出すボランティア=相模原市緑区長竹
浸水被害を受けた企業の敷地内で、スコップを使って泥をかき出すボランティア=相模原市緑区長竹

浸水被害を受けた企業の敷地内で、泥を土のう袋に詰めるボランティア=相模原市緑区長竹
浸水被害を受けた企業の敷地内で、泥を土のう袋に詰めるボランティア=相模原市緑区長竹

大勢のボランティアが集まった津久井地区センター=相模原市緑区中野
大勢のボランティアが集まった津久井地区センター=相模原市緑区中野

 市社会福祉協議会が開設した災害ボランティアセンターは、津久井地区センター(緑区中野)、相模湖地区センター(同区与瀬)、藤野地区センター(同区小渕)の3カ所。

 午前9時の受け付け前から続々とボランティアが集まり、被災した住民らから派遣要請のあった現場に向かった。いずれのセンターでも想定を超える人数が集まり、午前11時までに募集定員に達した。21日以降も募集しており、市社協のホームページで詳しい内容を確認できる。

 一方、川崎市災害ボランティアセンターは20日、開設以降で最多の約190人を現場へ派遣。市社協によると、浸水被害が広範囲に及んだ中原区や高津区の住宅などで水没した家財や泥の搬出を行った。

 同市のボランティアセンターは15日に開設。17日から支援を開始し、19日までの参加者は計約150人だった。引き続きボランティアを受け付けるという。

支援「ありがたい」 浸水被害、感謝を胸に前向く


活動を終えたボランティアに地元の飲食店主らが揚げたてのから揚げや揚げパンを振る舞った=相模原市緑区中野
活動を終えたボランティアに地元の飲食店主らが揚げたてのから揚げや揚げパンを振る舞った=相模原市緑区中野

 敷地一面に広がった、水を含んだ土砂。集まった人々が重機やスコップで懸命に取り除いていく。「本当にありがたい」。ボランティアの支援を受けた被災者たちは、感謝の思いを胸に前を向いた。

 目の前を流れる串川の氾濫で浸水被害を受けた相模原市緑区長竹のDNA分析会社「生物技研」。敷地内には深さ15センチ以上も土砂が堆積し、一面がほぼ泥に埋まっていた。

 社屋の中で台風19号をやり過ごした社長の中野江一郎さん(44)は「川の水が堤防を越え、一帯に浸水してしまった」と緊迫の一夜を振り返る。

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