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鎌倉、川崎市長選 衆院選とダブル

選挙 神奈川新聞  2017年10月16日 02:00

雨が降る中、有権者らに支持を訴える鎌倉市長選の候補者=鎌倉駅東口(画像を一部修整しています)
雨が降る中、有権者らに支持を訴える鎌倉市長選の候補者=鎌倉駅東口(画像を一部修整しています)

 15日告示された鎌倉市長選は4人が立候補し乱立気味の上、衆院選とのダブル選となった。22日の投票日まで、秋の行楽シーズンを迎えた古都には計8人の候補者がひしめくが、初日は悪天候の上、演説場所の事前調整もあり、比較的落ち着いた幕開けとなった。一方、同じく同日選の川崎市長選は“ラストサンデー”を迎え、候補者3人は衆院選の候補者の動きを避けながら訴えを繰り広げた。

 玄関口のJR鎌倉駅前には、届け出を済ませた候補者が次々と足を運び、支持を呼び掛けた。だが、冷たい雨が降り続き、耳を傾ける人はまばら。ある陣営は「足を止めてくれる人はほとんどいない。チラシも受け取ってもらえない」と気勢が上がらない様子だ。

 穏やかな滑り出しは各陣営の事前調整の結果でもある。市内では街頭演説ができる場所が限られる。加えて観光シーズン真っただ中。「候補者同士で駅前での演説時間を話し合っており、意外と苦労していない」と別の陣営関係者。一方、衆院選の候補者とは調整しておらず、「バッティングしないのは無理な話。しょうがない」とも話す。

 鎌倉駅と並ぶ市内の演説スポットの大船駅では時折、両選挙の候補者が“ニアミス”する場面も見られた。ただ、陣営同士がその場で話し合うなど混乱は見られなかった。

 同日選への有権者の受け止めはどうか。鎌倉駅東口の改札前にいた主婦(43)は「乱立していて、誰に投票して良いか全然分からない」。別の40代の女性も「(投票先を)見極めるにはちょっと時間がかかる」と困惑気味だ。

 ただ、冷静な受け止めが多く、市民活動をしているという主婦(57)は「費用が抑えられ、有権者の関心も高まる」と歓迎。大船駅で演説を聞いていた男性(70)は「市長選と国政選挙は意味合いが全然違う。時間を掛けて、一人一人が何を訴えているかを見極めたい」と語った。

 一方、一足早く8日に選挙戦がスタートした川崎市長選では、各候補が駅や商店街、イベント会場などを巡った。

 ある陣営は「市内の駅頭は衆院選の候補も集中していて、なかなか演説場所が取れない。選挙カーで流し、適時判断して演説を行う」。別の陣営も「休日は運動会などに顔を出したかったが、雨なので厳しい。屋根がある場所でないと人も集まらない」と困った様子だった。


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