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【台風19号】日産スタジアムの遊水地 過去3位貯水量に

社会 神奈川新聞  2019年10月17日 19:27

過去3番目の貯水量となった鶴見川多目的遊水地=13日午前6時半ごろ(国土交通省京浜河川事務所提供)
過去3番目の貯水量となった鶴見川多目的遊水地=13日午前6時半ごろ(国土交通省京浜河川事務所提供)

 記録的大雨となった台風19号で、鶴見川多目的遊水地(横浜市港北区、総貯水量390万立方メートル)に約94万立方メートルの水が流れ込み、過去3番目の貯水量を記録したことが分かった。国土交通省京浜河川事務所は「鶴見川の水位を30センチほど下げる効果があった」としている。

 鶴見川に隣接して整備された遊水地は、川の水かさが増すと、高さを抑えた「越流堤」を越えて水が流入する仕組み。その一角にラグビーワールドカップ(W杯)の会場となっている日産スタジアムがあり、台風通過直後の13日に日本対スコットランド戦が行われた。

 同事務所によると、19号では東京都町田市で総雨量が最多の344ミリとなり、流域の平均雨量は約290ミリを記録。遊水地には約93万6千立方メートルの水が流れ込んだ。付近の亀の子橋観測所では12日午後4時すぎに水位が6・58メートルに上昇したが、「遊水地がなければ30センチほど高く、氾濫危険水位(6・8メートル)を超えていたと推定される」という。

 2003年に運用を開始した遊水地での貯水は21回目。これまでの最多は14年10月の台風18号による約153万6千立方メートルで、04年10月の台風22号では約125万立方メートルが流れ込んだ。今年9月の台風15号でも流入したが、約6万4千立方メートルにとどまった。


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