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【台風19号】「城山ダム放流へ」流域住民、避難所に殺到

社会 神奈川新聞  2019年10月12日 20:52

200人以上が詰めかけた相模川流域の避難所=12日午後、平塚市内
200人以上が詰めかけた相模川流域の避難所=12日午後、平塚市内

 相模川下流の平塚市では城山ダムの緊急放流のニュースに慌てた住民らが避難所に殺到した。当初、放流が行われる予定だった午後5時の時点で市内と近隣の計57カ所の避難所に4667人が詰めかけた。

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 相模川下流域の同市立松原小学校では午後2時時点で41人だった避難者が午後5時には223人に。9月の台風15号では避難者が5人だったが、担当者は「こんな事態は初めて。床に敷くマットも足りない。これ以上、人が増えたらスペースも足りなくなる」と対応に追われた。

 防災メールでダムの放流を知ったという女性(38)は小学生の子ども2人を含めた家族4人で避難。当初は避難するつもりはなかったが「さすがに危ないと思った。子どもも小さいし、とにかく1階にある物を2階に移してきた」と自宅の浸水被害を心配した。

 別の女性(66)は出産のために10日に実家に帰ってきたばかりの三女(31)を連れて避難所を訪れた。妊娠8カ月の三女に「自分たち夫婦だけなら家に残ったが、さすがにダムが放流されたらどうなるか分からない。おなかの子に何かあったらいけない」と思いやった。


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