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「箱根の良さ知って」 お試し居住、住民目線でサポート

話題 神奈川新聞  2019年10月12日 05:00

トライアルステイの運営を担う「ハコネステイル」代表の鈴木さん=箱根町仙石原
トライアルステイの運営を担う「ハコネステイル」代表の鈴木さん=箱根町仙石原

 人口減少が続く箱根町の移住促進に向け、地域住民が一役買う。町民グループが、2016年度に始まった町の事業「トライアルステイ(お試し居住)」の運営に今回主体的に取り組み、参加者の滞在中の生活を住民目線でサポートする。本年度は10月からスタート。グループは「箱根の良さを知ってもらい、移住につなげたい」と意気込んでいる。

 グループ「Hakone Stayle(ハコネステイル)」は今年6月、移住者ら6人で結成した。メンバーの職業は不動産業や観光業などさまざま。本年度から町の委託を受け、参加者募集や入退去時の契約、交流会企画などの業務のほか、移住相談や物件紹介にも当たる。

 昨年度までの3年間は都内の不動産業者が業務を請け負っていた。グループ代表の鈴木清隆さん(50)は「生活に密着した地元住民ならではの情報も発信できる。移住者としての体験も伝えたい」と話す。

 使用する物件は、昨年度までは別荘や空き家を利用していたが、町は本年度、仙石原の住宅街にある築50年以上の民家をリノベーションした滞在体験施設「cotoha(コトハ)」を整備。徒歩10分圏内にはスーパーや町営の温泉施設もある。

 本年度のトライアルステイは、1期(10月4~15日)、2期(同18日~11月5日)、3期(同13~26日)、4期(同29日~12月17日)、5期(同25日~来年1月7日)、6期(同10~28日)に実施。10月31日まで、4~6期を募集している。定員は各期1組。契約事務手数料1万5千円、火災保険料などが必要。グループのホームページ内の応募フォームから申し込む。

 トライアルステイの期間外は、「コトハ」はシェアオフィスやフリースペースとして利用される予定。鈴木さんは「移住者と地元住民が交流する場にもなれば」と期待する。

 トライアルステイには、3年間で23組が参加。まだ移住には結びついていないものの、現在1組が転居を予定しているという。問い合わせは、町企画課電話0460(85)9560。


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