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ロペス、宮崎 初タイトル 調整に抜かりなし 東京ガス、JXと対戦 

ベイスターズ 神奈川新聞  2017年10月11日 02:00

打点王に輝いたレギュラーシーズン同様の活躍が期待される横浜DeNA・ロペス
打点王に輝いたレギュラーシーズン同様の活躍が期待される横浜DeNA・ロペス

 14日に甲子園球場で開幕するクライマックスシリーズ(CS)に向け、横浜DeNAは10日、横浜スタジアムでCS前最後の実戦となる東京ガスとの練習試合を行い、5-2で勝利した。石田、浜口の両左腕がそれぞれ無失点に抑えた。

 打線は梶谷、後藤がともにソロを放ち、高卒ルーキー細川が中犠飛で追加点を奪った。試合後、ラミレス監督は右の代打として細川と後藤、救援投手として須田をベンチ入りさせることを明かした。

 9日の練習試合はJX-ENEOSに1-5と敗戦したが、先発のウィーランド、2番手の井納はともに3回1失点だった。11日は同スタジアムで全体練習を行う。

横浜DeNA
000 111 110|5
000 000 020|2
東京ガス

 ベイスターズの躍進を支えた打点王のロペス、首位打者の宮崎、頼れるキャプテン筒香が順調に3試合の実戦を終えた。

 来日5年目で初のタイトルを手にしたロペスはこの日も1安打を放ったが、「安打よりも打席でタイミングを取ること、いいコンタクトをすることを心掛けていた」と調整に抜かりはない。3試合連続で安打をマークした筒香も「今さらどうこうやっても何も変わらない。体調を整えることに集中していた」と2度目のCSに準備は万端だ。

 昨季のCS。最も苦しんだ打者が筒香だった。ファーストステージ第1戦では決勝アーチを描きながら、その後は急降下。ファイナルステージの広島戦では16打数1安打、打率6分3厘に終わった。ラミレス監督は当時、「筒香をプロテクトする打者が必要。勝負してもらえない中で、振らなくていい球を振っていた」と指摘していた。今、その脇を固める役者がそろい、リーグ屈指の破壊力を備えてきた。

 今季阪神戦で3割7分6厘の宮崎は、昨季CSでも打率3割3分3厘と勝負強かった。「気負わず、普段通りのプレーができるか。去年の経験は精神的にも大きい」と自信を深め、昨季のCSで2割台のロペスは「練習試合も終わった。100%の状態で試合にいく」とファーストステージ突破に集中する。

 2戦先勝の短期決戦では、初戦の勝利がチームに与える影響は大きい。背番号25は言う。「負けると苦しくなり、勝てば有利になるが、流れに左右されないこと。いろんな準備をしている」。無冠に終わったハマの主砲は、きっと成長の証しを刻む。

セ・パ 全日程終了 


 プロ野球は10日、セ、パ両リーグがレギュラーシーズンの全日程を終えた。日本シリーズ進出を懸けた上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)は14日に開幕する。

 14日に始まるファーストステージ(3試合制)は、セが甲子園球場で2位阪神と3位横浜DeNA、パはメットライフドームで2位西武と3位楽天が顔を合わせる。勝者が18日に始まるファイナルステージ(6試合制)に進み、リーグ優勝の広島、ソフトバンクとそれぞれ対戦する。

オフの練習実を結ぶ


 最多打点、最多安打・ロペス(横浜DeNA)の話 数字に関しては満足している。オフのトレーニングが実を結んだ。打点はチームが勝つのに必要なもの。でも自分だけで取れたわけではない。

来年も続くように


 首位打者・宮崎(横浜DeNA)の話 出来過ぎだと思う。重圧は感じていなかった。けがなく1年間やれたのが良かった。来年、再来年と続けられるようにしたい。


プロ5年目で初のタイトルとなる首位打者に輝いた横浜DeNA・宮崎=横浜
プロ5年目で初のタイトルとなる首位打者に輝いた横浜DeNA・宮崎=横浜

好投に指揮官満悦 石田・浜口




 今永、ウィーランドに続く3番手として、阪神との第3戦での先発が有力視される両サウスポーが好投。ラミレス監督は「誰をどの試合で使うのか。決めるのは難しいね」とうれしい悲鳴だ。

 先発石田は2回を2安打無失点。直球は最速142キロながら、球威は十分だった。CSでぶつかる打者を想定し、配球にもこだわったほか、一塁走者をけん制で仕留めるなど、万全な仕上がりを感じさせた。今季の開幕投手は「シーズン終盤のいい感覚が残ったまま投げることができた。緊迫した試合になればなるほど、いい球が投げられる」と、6勝に終わったシーズンからの巻き返しを猛アピールした。

 2番手で登板した浜口も盤石だった。左打者にはスライダー、右打者はチェンジアップを意図的に使ってカウントを奪うなど、3回を1安打、4奪三振で無失点。10勝ルーキーは「自分の投球パターンで投げられた」と充実感を漂わせ、初のCSには「ピークを持っていけるようにやっていきたい。去年の悔しさは知らないので、戦ってみて得るものがあると思う。楽しみですね」と胸を高鳴らせた。 

右の代打 細川“当確”


 高卒ルーキーの細川がCSベンチ入りを勝ち取った。レギュラーシーズン残り2試合でプロ1号、2号の決勝弾を放つ離れ業をやってのけ、急浮上した19歳は「緊張感が高まりました。三振を怖がらずにドンドン振って、良い結果が付いてきたら」と白い歯を見せた。

 豪快なスイングで結果を残し続けてラミレス監督の心を動かした。この日も七回1死三塁から中犠飛を放つなど、社会人との3連戦で5打数3安打1打点。

 大事なCSでドラフト5位ルーキーをベンチに入れる決断を下したラミレス監督は「この3連戦前は、10%くらいしかメンバー入りのチャンスはなかったが、適応能力、向上したところを見せてくれた。細川は将来スーパースターになる素質がある。CSが良い経験になるはずだ」と期待を寄せた。


犠飛を放ち、戻ってきたベンチで筒香とハイタッチする横浜DeNA・細川(左)=横浜
犠飛を放ち、戻ってきたベンチで筒香とハイタッチする横浜DeNA・細川(左)=横浜

球威に加え、変化球の切れもあった横浜DeNA・浜口=横浜
球威に加え、変化球の切れもあった横浜DeNA・浜口=横浜

】自身2度目のCSに向け、2回無失点と調子の良さをうかがわせた横浜DeNA・石田=横浜
】自身2度目のCSに向け、2回無失点と調子の良さをうかがわせた横浜DeNA・石田=横浜

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