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希少種メダカのすみかを守ろう 小田原の生息地で稲刈り

話題 神奈川新聞  2019年10月08日 07:00

稲刈りや稲架掛けに精を出す参加者=小田原市
稲刈りや稲架掛けに精を出す参加者=小田原市

 県内で唯一といわれる野生メダカの生息地、小田原市桑原地区の水田で6日、稲刈り体験が行われた。親子で参加した26人が刈り取りや稲を乾燥させる稲架(はさ)掛けなどに挑戦し、「収穫の秋」を楽しんでいた。

 桑原地区では、絶滅危惧種に指定されている野生メダカが泳ぎ回る水田の生態系を保全するため、市民団体「桑原めだか米の会」が素掘りの水路や農薬をできるだけ抑えた農法による「めだか米」の普及に取り組んでいる。

 稲刈り体験をした水田は広さ約300平方メートル。同会の活動に賛同したネッツトヨタ神奈川(平塚市)が昨年に続き、休耕田を借りて育ててきた。

 この日の参加者は6月の田植えも体験した親子たち。たわわに実った黄金色の稲穂を鎌で刈ったあと、束ねた稲を干して乾燥させる「稲架掛け」に汗を流した。収穫量は約100キロに上った。

 横浜から家族5人で参加した父親は「普段できない稲刈りができた。特に、子どもたちは稲架掛けが楽しかったようだ」と満足そうだった。収穫しためだか米は後日、参加者に送る予定。


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