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都市農業の継承を 9日に川崎でサミット

話題 神奈川新聞  2017年10月09日 02:00

 川崎市北部で都市農業に携わる若手農家が生き残りの手だてを話し合う初の「かわさき農業サミット」が9日、同市麻生区上麻生の麻生市民交流館やまゆりで開かれる。若手後継者と、農業普及に取り組む市民グループ、消費者、研究者らが一堂に会し、パネルディスカッションを通じて危機感を共有する。

 同市宮前区平で祖父、父親と3代でイチゴ生産に取り組む小泉博司さん(39)らが、住宅街の真ん中で農業を続ける悩みを本音で語ろうと提案。多摩区東生田で農業体験施設「トカイナカヴィレッジ」を運営する西山雅也さん(51)らが「消費者を交えた地域全体の議論が必要」とサミットを思い立った。

 パネルディスカッションにはナシや野菜の生産者をはじめ、地場野菜を使うフレンチレストラン経営者、明治大学農学部の研究者らが加わり、農産物の新たな加工品、不動産収入や相続の課題も取り上げる。

 コーディネーターで川崎野菜普及のイベントを行っている中村ふみよさん(35)=麻生区=は、「身近に農園がある地域の暮らしを続けるためのキックオフで、まずは農家の悩みを“ゆるく”本音で語ってもらい、課題を浮かび上がらせたい」と話す。サミットは午後1時~4時。参加無料。


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