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クライマックスシリーズ2019
中畑清さんサプライズ登場 7年越しの「CS観戦券」

ベイスターズ 神奈川新聞  2019年10月06日 05:00

 熱いぜ、7年越しのCS-。プロ野球横浜DeNAベイスターズは、2012年に発売した「~感謝、そして夢~新・熱いぜ!チケット」を特別復活させた。クライマックスシリーズ(CS)に進出した際のペア観戦券を特典として付けたチケットで、スタンドには当時監督だった中畑清さん(65)がサプライズ登場。躍進を信じて待ったファンは万感の思いを胸に本拠地での大一番を見守った。


内野指定席券を渡すため、サプライズで登場したベイスターズ前監督の中畑清さん =横浜
内野指定席券を渡すため、サプライズで登場したベイスターズ前監督の中畑清さん =横浜

 12年に企画チケットを発売した当時は46勝85敗13分けで借金39。最下位を独走したが、50組100人に完売していた。CS観戦券の権利は16年に失効していたものの、長年信じて声援を送ってくれたファンに感謝の気持ちを伝えるため、球団が初の横浜スタジアム開催に招待した。

 試合前に贈呈式が行われ、中畑さんは「みんな貴重な方々だね。よくしぶとく残っていた。普通あきらめるぞ」と笑いを誘いながら、このときを待ち望んだファン55人に「プラチナチケット」を手渡した。

 「信じてはいたけど、かなわなくてもいいかなと思っていた」とは東京都練馬区の会社員の男性(41)。7年の間に、妻(34)との間に長男(3)、長女(1)が生まれた。「リーグ優勝からの日本一という日が早く来ることを願っている」と笑みを浮かべた。

 「俺の時代にはできなかったけど、最後までいい思いができるチームになってくれたんだなという喜びがある」と中畑さん。「スタンドを増設しなくちゃいけないという状況になりつつあるし、いろんなチャレンジをする面白い球団。(当時は)中にはとんでもない企画もあったけど、やっていて楽しかった」と振り返った。

 4年間の監督生活では実現しなかったCS。対戦成績では分が悪い阪神を相手に初戦を落としたが、「短期決戦はわからない。今永を中継ぎにするあたりは、相手を考えさせる奇策かな。シーズンの成績は参考にならない。勝ちたい気持ちが強い方が勝つ」とエールを送った。


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