5日に開幕する阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向け、ベイスターズの投手陣が3日、横浜スタジアムで調整した。今永、上茶谷、平良、石田、パットンの5投手がキャッチボールやランニングを行った。4日は同スタジアムでチーム全体練習を行い、決戦へ万全の準備を整える。
上茶谷“歓迎ムード”

「個人的には広島と戦うより良いですね」。過去6年で54勝92敗3分けと大きく負け越している阪神が相手だが、昨季までを知らない新人上茶谷にとっては、むしろ“歓迎ムード”だ。
今季の阪神戦は2勝2敗。この二つの白星が横浜スタジアムで挙げたもので、登板した6試合の防御率も3・38と悪くない。「広島には1勝もできていないから嫌だった」と打ち明ける。
ルーキーイヤーを7勝6敗で終えた。浜口、東に続く「ドラフト1位の2桁勝利」には届かなかったとはいえ、堂々たる数字。それでも忘れられない試合があるという。