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カレー、軍港、横須賀の魅力深掘り 桐蔭生徒が歩いて調査

社会 神奈川新聞  2019年10月03日 12:00

横須賀の歴史や魅力などを調査した結果を学園祭で発表する生徒=22日、横浜市青葉区の桐蔭学園
横須賀の歴史や魅力などを調査した結果を学園祭で発表する生徒=22日、横浜市青葉区の桐蔭学園

 桐蔭学園(横浜市青葉区)の中学男子部2年生がこの夏、横須賀市の歴史や魅力、グルメを調べてまとめた。同校のフィールドワーク「探究授業」の一環。チームに分かれてテーマを設け、iPadを片手に、市内に実際に足を運んで調査。その結果を、自作のイラストや図表なども交えて解説している。

 探究授業は学年ごとに行われ、課題を設定した上で情報を集め、整理・分析して分かりやすく伝えるという一連の流れを学ぶのが目的。4人一組で協力しながら調査することで生徒間の交流を促すとともに、iPadを貸与して利用させることでデジタル技術を習得させる狙いもある。

 2年生は今回、横浜市に隣接し、黒船が来航して日本の近代化を支えるなどテーマが豊富にある横須賀市をフィールドに選んだ。195人が48のチームに分かれ、夏休み前に市内を訪れて関係者らから直接、話を聞くなどした。

 9月22日に同校で行われた学園祭で、10チームが調査結果を発表した。

 「横須賀が軍港になった理由」を調べたチームは「天然の良港の浦賀が江戸時代から日本の玄関になっていた」と説明。またカレーが横須賀名物になった理由について「かっけの予防食として海軍が取り入れた」などと解説した。

 観光客から横須賀の魅力を聞き取ったチームは、裏話として「JR横須賀駅前では計画通り20人の協力を得られたが、別の場所では1人も答えてくれなかった」と苦労も明かした。

 その他のチームもペリーのイラストを描いたり、ご当地グルメ「ネイビーバーガー」を食べた感想をリポートしたりと、興味を持って聞いてもらえるよう、工夫を凝らした。

 よこすか海軍カレーについて調べた石川陽也さんは「記念艦三笠などを見学し、なぜカレーが横須賀の名物になったかが分かった」とし、iPadについては「取材をそのまま資料作りに生かすことができ、便利だった」と話した。

 学園祭での発表の様子は同校のホームページで公開されている。


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