1. ホーム
  2. 話題
  3. プロ・アマ共演で笑顔 川崎で「民話オペラ」上演

プロ・アマ共演で笑顔 川崎で「民話オペラ」上演

話題 神奈川新聞  2019年09月30日 05:00

プロアマ混成で上演された民話オペラ =川崎市川崎区のカルッツかわさき
プロアマ混成で上演された民話オペラ =川崎市川崎区のカルッツかわさき

 プロのソリストとアマチュアの市民による手づくりのオペラが29日、川崎市川崎区のカルッツかわさきで上演された。日本に伝わる昔話を題材にした和洋折衷の「民話オペラ」で、斬新かつ親しみやすい舞台が観客を楽しませた。

 山で道に迷った娘の物語。身に着けると何にでも姿を変えられる蓑(みの)をやまんばにもらい、鬼に捕まることなく無事に村へ戻ることができた、というストーリー。

 主役を演じた寺島夕紗子さんらプロのオペラ歌手が独唱を響かせ、市内で活動する市民合唱団や楽団が合唱や踊り、オーケストラを担った。

 赤鬼役でステージに立った同市高津区の杉山郁子さん(73)は日本舞踊の「日舞扇乃会」(藤嶋とみ子会主)のメンバー。「最初はオーケストラに振りを合わせるのが難しかったが、プロの歌声に少しでも見合うよう一生懸命頑張った」と笑顔。「オペラの舞台に立てるとは思っていなかった。一生の思い出になった」と振り返っていた。

 洗足学園音楽大名誉教授で市市民文化大使を務める佐藤征一郎さんが総監督を務めた。世界的に高名なソリストでもある佐藤さんは「音を楽しんでこその音楽。プロとレベルの違いはあれど、アマチュアであっても本物を志向するという貴重な体験になったと思う」と話していた。


シェアする