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児童発達支援の拠点に 「おおきな樹」1日開所 伊勢原

話題 神奈川新聞  2019年09月28日 15:00

10月1日に供用開始となる伊勢原市児童発達支援センター「おおきな樹」=同市伊勢原1丁目
10月1日に供用開始となる伊勢原市児童発達支援センター「おおきな樹」=同市伊勢原1丁目

 障害のある子どもらをサポートする伊勢原市児童発達支援センター「おおきな樹」が10月1日、同市伊勢原1丁目に開所する。市内では初の施設で、心身の発達で特別な配慮が必要とされる児童への療育指導と、家族への支援にあたる。市は子どもと家族を支える拠点として、その役割に期待を寄せている。

 市障がい福祉課によると、同センターは、発達障害や知的障害などがある未就学児を対象とする通所施設。20年度末までに各市町村に1カ所以上設置するとの厚生労働省の基本指針に基づき、市が今年3月に閉園した市立中央保育園の建物を利活用して開設した。

 運営は、障害児を預かる「放課後等デイサービス」などに取り組んでいる市内のNPO法人「リオフィールド」に委託。運営費は市が賄う。施設名の「おおきな樹」は、子どもたちに大きく成長してもらうことを願って命名した。

 施設は鉄筋コンクリート造り2階建てで、約800平方メートル。20~30人を乗せるマイクロバスの送迎スペースも設けた。

 平日午前10時~午後2時に開所し、児童指導員や臨床心理士、保育士らが、食事などの日常的な動作の指導や集団生活への適応訓練にあたる。屋内外での遊びや誕生会といった行事など保育園や幼稚園と同じような生活を通じて子どもたちに寄り添っていくという。

 定員は3クラス各10人の計30人。市子ども家庭相談課で臨床心理士による判定を受け、必要と認められれば利用できる。

 隔週土曜日の午前9時~午後5時には、センターの相談員が保護者の相談支援を実施。子どもの状態に合わせて、保護者を招いた行事の開催も検討する。

 市は今後、地域や関係機関とも連携し、施設の活動を発展させていきたい考え。市障がい福祉課は「これまで市内になかったセンターを身近に感じてもらい、活用してほしい」と期待。「幼稚園、保育園と同じような活動を通して毎日楽しく通える施設になれば」と話している。

 今月29日には開所式が行われ高山松太郎市長らが出席。同法人の小木淳一所長に表札が贈られる。

 問い合わせは、同課電話0463(94)4721。


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