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護身術など実演 厚木で防犯ボランティア研修会

話題 神奈川新聞  2019年09月26日 17:21

簡易的な護身術について学んだ参加者 =厚木市の厚木中央公園
簡易的な護身術について学んだ参加者 =厚木市の厚木中央公園

 子どもたちの見守り活動のポイントを実践形式で学ぶ研修会が24日、厚木市の厚木中央公園一帯で行われた。川崎市多摩区の児童殺傷事件を受け6月に開かれた座学中心の研修会で、実演を交えた研修の機会を求める声が寄せられたことから県警が初めて企画。県内の防犯ボランティア約30人が参加し、街角に潜む死角へ目を向け、緊急時の対処法についても学んだ。

 研修会の冒頭、県警犯罪抑止対策室の田上数仁室長は「子どもたちの安全確保には地域の目、見守る目、犯罪を思いとどまらせる目、危険を察知する目が必要」と述べ、協力を求めた。

 見守り時の注意点ついては、同室の職員が場所ごとに解説した。公園では大型遊具の裏が死角となりやすいことを指摘し、交差点では複数人で分散して多方向に目を向ける重要性を強調。大人が目を向けることで「子どもの安心感につながる」と話した。

 凶器を持った人物に急襲された場合の簡易的な護身術も紹介。掃除中のケースではほうきで間合いを取る方法が有効としたほか、手提げかばんについても「本や雑誌が中に入っていれば盾がわりになる」とした。

 清掃や犬の散歩といった日常生活の中で不審者に注意を払う「ながら見守り」も、同公園近くの住宅街で実演した。あらかじめ住宅街に配置した住民役の警察官が、通り掛かった研修参加者に「こんにちは」と積極的な声掛けを実施。横浜市青葉区から参加した田久保宏和さん(69)は「人に見られている感じが強く伝わり、抑止になると思った。改めて徹底したい」と感想を語った。


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