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台風15号
横浜市内被害873棟 住宅、一部損壊が9割超

社会 神奈川新聞  2019年09月25日 05:00

 「記録的暴風」となった台風15号による横浜市内の住宅被害は、全18区で計873棟に上ったことが、24日分かった。このうち1棟が全壊、27棟が半壊で、一部損壊が831棟と95%を占めたほか、床上・床下浸水も計14棟で発生した。市が同日、最終の取りまとめとして公表した。

 市の集計によると、住宅の被害程度が大きいケースは南区に多く、全壊1棟に加え半壊が16棟確認された。半壊はこのほか、旭区で6棟、鶴見、金沢区では各2棟、港北区が1棟。一部損壊の831棟は全18区で報告されている。

 こうした住宅の損壊は屋根の飛散や壁の破損などが多く、暴風が主な原因とみられる。一方、床上・床下浸水は、鶴見、西、中、港南、磯子、金沢区で計14棟あった。

 また、高波による浸水被害が深刻な金沢区の工業団地では、事務所の浸水や車両・機械の水没などの被害が483事業所で確認された。ただ、一部の事業所で現場調査が終わっていないため、被害の全容は確定していないという。

 台風15号による被害は、三浦半島など県内の他の地域にも広がっている。18日時点の県集計では、住宅の全壊は鎌倉、三浦市で各1棟、半壊は横須賀、三浦市が各4棟、鎌倉市2棟、藤沢市1棟。一部損壊は横須賀、平塚、藤沢市などで計561棟が報告され、床上・床下浸水は計48棟出ている。

 横浜市分を含めると、県内の住宅被害は1400棟を超えるが、集計が終わっていない自治体もあり、さらに増える可能性がある。


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