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UDタクシー試乗会、川崎で28日 車いすやバギーOK

話題 神奈川新聞  2019年09月24日 11:09

イベント会場に立つNPO法人「はたらくらす」代表の石渡さん=川崎市幸区のコトニアガーデン新川崎
イベント会場に立つNPO法人「はたらくらす」代表の石渡さん=川崎市幸区のコトニアガーデン新川崎

 車いすやバギーに乗ったまま乗車が可能なユニバーサルデザイン(UD)タクシーの試乗会が28日、川崎市幸区のコトニアガーデン新川崎の芝生広場で行われる。地元で親子の交流活動を展開するNPO法人「はたらくらす」の主催。誰もが気軽に利用できることを知ってもらい、障害者が1人で外出する機会を増やすことを目指す。

 同法人は2017年11月、代表の石渡裕美さん(40)が地域の母親たちとともに立ち上げた。石渡さんらはかねて、幼稚園や保育園に頼らない「自主保育」を運営。地域全体を学びやに見立て、多くの子どもたちを受け入れて育もうとの思いから、親子の交流活動を始めた。現在は30、40代を中心に約10人のメンバーで、夢見ケ崎動物公園の周囲を中心に活動している。

 試乗会は、同法人のメンバーの子どもに自閉症の児童がいたことから発案。「障害者の移動が楽になれば、より暮らしやすくなるのでは」との考えから県タクシー協会川崎支部などの協力を得て実現した。

 石渡さんによると、障害者の中には自身が乗るバギーがUDタクシーに収まるのか心配する人もおり、乗車をためらう場合もある。また、中学生の年代までの障害児は学校などで移動手段を確保してもらえることが多い半面、高校生以上の年代になると移動手段を自身で確保しなくてはならないケースも増えるという。

 試乗会はそうした不安や課題の解消を狙ったもので、当日は2台のUDタクシーを用意する予定。石渡さんは「実際に時間を気にせず車両に乗ってみて、UDタクシーを利用することへの心理的なハードルが下がってほしい」と話している。

 試乗会は午前9時半から。同11時からはガーデン内で意見交換会を行う。参加費無料。荒天の場合は10月5日に順延。詳細は同法人のホームページを参照。


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