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横浜市が燃料電池バス導入 10月、大さん橋で初運行

政治行政 神奈川新聞  2019年09月24日 05:00

災害時の電気供給機能も


横浜市が導入した燃料電池バス(FCバス)=19日午後、横浜市役所
横浜市が導入した燃料電池バス(FCバス)=19日午後、横浜市役所

 横浜市は、水素を燃料とする燃料電池バス(FCバス)を市営バスに導入した。横浜港大さん橋国際客船ターミナル(同市中区)に大型客船が入港する10月2日、シャトルバスとして初めて運行する。市によると、FCバスの営業運行は東京都、愛知県豊田市に続く全国3例目。

 導入されたのは、トヨタ自動車の量産型燃料電池バス「SORA」で、定員は79人。

 次世代エネルギーとして注目される水素と酸素を取り込み、化学反応によって発生した電気でモーターを回す。水素は、JXTGエネルギー(東京都)が同市南区に設置する「ENEOS横浜南水素ステーション」で充填(じゅうてん)する。災害時には、避難所に電気を供給する機能も持つ。市はトヨタ自動車と6年間のリース契約を結んだ。

 市は今後、SORAを市主催の環境イベントで展示するほか、みなとみらい21(MM21)地区を周遊する新設のバス路線でも運行する計画だ。

 19日には、市役所中庭駐車場でセレモニーが行われた。平原敏英副市長は「走行時に二酸化炭素を排出しない、クリーンなバス。市の環境施策をPRするために積極的に活用したい」とあいさつし、市の次世代交通の取り組みを加速させる新車両に期待を寄せた。

 市の担当者は「費用対効果や二酸化炭素の削減量などを6年で検証し、その先の展開を考えたい」と話している。


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