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おふろで寄席やライブ? 廃業銭湯が笑顔の場に 川崎

話題 神奈川新聞  2019年09月24日 05:00

創作落語など多彩な催しで笑い声が響いた「おふろフェス」=川崎市高津区
創作落語など多彩な催しで笑い声が響いた「おふろフェス」=川崎市高津区

 廃業した銭湯を活用したアートスペース「おふろ荘」(川崎市高津区溝口)が23日、寄席やライブハウスに生まれ変わった。1日限定の「おふろフェス」と銘打ち、落語や音楽ライブなど多彩な演目を実施。庭先には駄菓子の出店なども並び、子どもからお年寄りまで幅広い世代が昔懐かしい雰囲気を楽しんだ。

 おふろ荘は、2015年に廃業した銭湯「高津湯」を地元の建設・不動産業「NENGO」が再生した施設で、アトリエやギャラリー、アート図書館として活用されている。

 イベントは、老若男女が集まった銭湯のように、地域住民が自然と訪れ、笑い、歌える場をつくろうと企画された。地元で活躍する落語家による「やかん寄席」では、男湯の浴槽に高座を設け、創作落語や漫談を披露。タイル張りの浴室には、往時のような笑い声が反響した。

 「お風呂屋さんがこんなふうに変わってびっくりした。落語も楽しかったし良かった。今までは少し入りづらい感じもしたけど、またのぞいてみたい」とは近くに住む主婦山本喜美枝さん(71)。おふろ荘のプロデューサーを務める中村実穂さん(22)は「今後も地域の方を巻き込みながら、世代を超えて集まってもらえるようなイベントを企画していきたい」と話していた。


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