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湯本~強羅開通100年
箱根登山鉄道の軌跡(16) 豊かな自然を満喫

話題 神奈川新聞  2019年09月20日 19:00

アレグラ号デビュー(2014年)

 山岳地帯の風景が車内に飛び込んでくるような大きな窓、目の覚める朱色のシャープな車体…。2014年11月1日、箱根登山鉄道(小田原市)の箱根湯本-強羅間に新型車両の3000形「アレグラ号」が華々しくデビューした。

 同社にとっては25年ぶりのニューフェース。強羅駅での出発セレモニーには大勢の鉄道ファンや地元関係者が詰めかけ、注目の高さをうかがわせた。

斬新なデザイン


大勢の鉄道ファンや関係者に見守られてデビューした新型車両3000形「アレグラ号」=2014年11月、強羅駅
大勢の鉄道ファンや関係者に見守られてデビューした新型車両3000形「アレグラ号」=2014年11月、強羅駅

 デザインを手掛けたのは、小田急ロマンスカーVSE、MSEも手掛けた岡部憲明さん。「箱根の自然を満喫してもらい、箱根の自然に心も身体も溶けてしまうような車両にしたかった」。出発式後の式典では、晴れやかにデザインコンセプトを披露した。

 客席窓の上下寸法は25年前の「サン・モリッツ号」より40センチ長い160センチに拡大し、窓の面積は3割増えた。景色がよく見える展望スペースを増やすため、従来の電車の概念にとらわれず左右非対称の設計とした。消費電力をそれまでの約半分に抑える最新鋭の制御装置も特長だ。

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