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「咲き織」を通じ、熊本地震被災者を支援 横浜で作品展

話題 神奈川新聞  2019年09月18日 09:29

着物を再生した自身の大作を前に、作品への思いを語る咲き織順子さん
着物を再生した自身の大作を前に、作品への思いを語る咲き織順子さん

 古布を裂いて衣類などによみがえらせる「咲き織」を通じ、横浜から熊本地震の被災者を支援している咲き織順子さん(72)らの作品展が20日まで、そごう横浜店(横浜市西区)9階の市民フロアで開かれている。震度7に2度見舞われた熊本県益城町の再生の一助にと、タペストリーのチャリティー販売も行っている。

 JR保土ケ谷駅近くのアトリエで教室を開く咲き織さんは、チャリティーを兼ねた作品展を毎秋開催。2016年からは、知人を介して知り合った益城町の吉村静代さん(69)を支援しており、仮設住宅を訪ねて体験教室を開くなど交流を深めてきた。

 作品展では、NPO法人の代表として被災後のコミュニティーづくりに力を入れる吉村さんが、地元の仲間と一緒に取り組んだランチョンマットや玄関マットを展示。「自宅が被災して着られなくなった衣類を活用でき、生きがいづくりにもなる」と考える吉村さんは「これからのまちづくりに『咲き織』を活(い)かしていく」とのメッセージを寄せている。


熊本県益城町の被災者が手掛けた咲き織も飾られている=そごう横浜店9階の市民フロア
熊本県益城町の被災者が手掛けた咲き織も飾られている=そごう横浜店9階の市民フロア

 約250点が並ぶ会場にはこのほか、咲き織さんが1年かけて創作した「光マンダラ」(縦約2・5メートル、横約3メートル)、生徒によるベストやジャケットなども飾っている。織機の体験コーナーもある。

 咲き織さんは「被災地には、咲き織で生きる力をもらったという人もいる。それぞれの思いを込めた作品をぜひ見てほしい」と呼び掛けている。

 入場無料。午前10時~午後5時(20日は午後4時まで)。


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