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京急衝突事故
特捜本部を設置 体制強化で全容解明へ

社会 神奈川新聞  2019年09月18日 05:00

大型トラックと衝突し、大きく傾いた京急線の車両=6日午前3時50分ごろ、横浜市神奈川区
大型トラックと衝突し、大きく傾いた京急線の車両=6日午前3時50分ごろ、横浜市神奈川区

 横浜市神奈川区の京急線の踏切で快特電車と大型トラックが衝突し、トラックの男性運転手(67)が死亡、乗客ら37人が負傷した事故で、県警は17日、神奈川署に特別捜査本部(53人体制)を設置した。人員面などで体制を強化し、事故原因の解明を進める。

 事故は5日午前11時45分ごろ発生。青砥発三崎口行き下り快特電車(8両編成、乗客約500人)が、神奈川新町駅に隣接する踏切に立ち往生していたトラックと衝突した。トラックの運転手は車外に投げ出されて死亡。電車の1~3両目が脱線した。

 これまでの捜査で、トラックは線路沿いの狭い側道から右折して踏切に進入。荷台部分に遮断機が当たったが、そのまま進行して踏切内で立ち往生したとみられる。トラックは通常の走行ルートを外れており、不慣れな道に迷い込んで事故に至ったとみられる。

 一方、京急電鉄によると、踏切の障害物検知装置は正常に作動し、発光信号機が点滅。運転士が点滅を認知し、踏切から600メートル手前の位置でブレーキをかければ、現場での快特電車の速度(時速約120キロ)でも踏切前で停止できる設計といい、特捜本部は電車側のブレーキ操作の状況についても調べている。捜査幹部は「社会的反響が大きい事故。トラックの運転手は亡くなっているが、再発防止に資するためにも、事故原因に迫る多角的な捜査を進めたい」と話す。


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