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左近山団地、ビアガーデンで交流 横国大生が企画

話題 神奈川新聞  2019年09月17日 18:00

学生が企画し、左近山団地で行われたビアガーデン=横浜市旭区
学生が企画し、左近山団地で行われたビアガーデン=横浜市旭区

 高齢化が進む横浜市旭区の左近山団地で、地域活動の担い手として団地に住む横浜国立大の学生が、若者らしい発想でさまざまな再生策を巡らせている。今夏には4回目となる団地内ビアガーデンを開き、世代を超えて交流を深めた。

 ビアガーデンは団地内の左近山ショッピングセンターを活用し、8月31日に開催。同大生5人をはじめ学生13人が飲食の準備や提供を担い、涼を求めて集った団地や周辺地域の住民ら約200人が若者との会話に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごした。

 ビールなど酒類のほか、子どもも楽しめるようジュース類も用意。団地内の精肉店や青果店の食材を活用した食べ物もそろえた。団地や周辺地域を含め、幅広い世代が集い、交流するのが目的で、同団地出身の高校生が弾き語りライブを披露するなどして、盛り上がった。

 居住する同大生の代表で、ビアガーデンを企画した3年の坂田直哉さん(25)は「世代を超えて気兼ねなく交流するにはビアガーデンは有効」と狙いを明かし、「団地内外からたくさんの人が来てくれてよかった」と振り返った。

 同団地は1968年に入居が始まり、分譲と賃貸合わせて計約4800戸がある。高齢化率は今年3月現在で47%に上り、若者の定住や施設のバリアフリー化などの課題が顕在化している。課題解消に向け、同大生ら若者の奮闘に期待する左近山連合自治会の林重克会長(76)は「若者のパワーを感じた。団地の活性化に今後も参画してもらう環境整備を図りたい」と語る。

 同大生は、旭区と同大、供給元の都市再生機構が2017年に結んだ連携協定に基づき、同年秋から家賃の軽減を受けながら団地に居住、さまざまな活性化策を練っている。同事業は本年度で区切りを迎える予定だが、坂田さんは「他大学の学生も巻き込んで知恵を借りながら、新しい企画にも挑戦し、団地の活性化に努めたい」と話す。


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