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人気バンド「サチモス」 横浜スタジアムライブで完全燃焼

カルチャー 神奈川新聞  2019年09月13日 16:34

ライブを終えたSuchmosの6人(©鳥居 洋介/Yosuke Torii)
ライブを終えたSuchmosの6人(©鳥居 洋介/Yosuke Torii)

 横浜スタジアム(横浜市中区)で8日、人気のロックバンドSuchmos(サチモス)のライブが行われた。横浜や茅ケ崎で育ち、地元を愛するメンバーが長年の目標としていた憧れのステージ。台風15号が首都圏に接近する中、彼らの夢の舞台を見届けようと、3万人の観客が全国から詰め掛けた。

 ライブは「横浜みなとみらい」を略したタイトルの「YMM」で幕開け。ボーカルのYONCE(ヨンス)は総立ちの客席に「いつ降りだすか分からない中、来てくれてありがとう」とあいさつ。メンバー全員が喜びをかみしめるような笑顔を浮かべながら、ヒット曲「STAY TUNE」までテンポよく演奏。「Miree」では歌詞の「渋谷で」を「関内で」に変えて歌い、会場を沸かせた。

 結成時から「横浜スタジアムでの単独公演」をバンドの夢として公言してきたサチモス。ドラムのOK(オーケー)は、前日に関内の居酒屋でファンと交流したエピソードを披露。「同じ音楽が好きという理由だけで、初めて会った者同士が友達になれる。ここにいるのは音楽への思いで引き寄せ合った3万人の仲間。音楽の素晴らしさを改めて感じる」と語った。

 オーケーの弟でDJのKCEE(ケーシー)も「ずっと誇れるものが欲しかった。夢がかなった」と感激の表情。6月に腫瘍摘出手術を受け7月に復帰したベースのHSU(スー)は「子どものころから一緒にいた6人でここに立っているのが信じられない」と高揚感を隠さず、思いのこもった演奏を披露した。

 暗くなってきた会場に緑色の照明が映える中、「MINT」をファンと一緒に合唱すると、手拍子が鳴り響く「BODY」まで一気に畳み掛けた。曲の世界観に合わせた映像も観客を魅了。「Hit Me,Thunder」では、降りしきる雨の中、まばゆい閃光(せんこう)の映像が、ヨンスの力強い歌声を印象付けた。激しさの余韻が残る中で「Pacific Blues」の前奏が始まると奇跡的に雨が上がり、オレンジ色の波の映像が観客を夕焼けのビーチにいざなう。港からの柔らかい風が吹く中でTAIKING(タイキング)が渾身(こんしん)のギターソロを響かせた。

 ラストスパートでは「A.G.I.T.」「BURN」「808」とダンサブルなナンバーで会場を熱く盛り上げ、「VOLT-AGE」までの全20曲をパワフルに披露。アンコールではヨンスが「ここから見る景色を楽しみにしていた。超最高です」と目を潤ませた。キーボードのTAIHEI(タイヘイ)が奏でる美しい旋律で始まったアンコールの曲は「Life Easy」。夢のような時間の一秒一秒をいとおしむ、温かい音楽がスタジアムを包み込んだ。


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