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岡村製作所、事業伸長狙い
オフィス変革考える ビジネス誌「ワークミル」創刊

経済 神奈川新聞  2017年09月27日 02:00

創刊パーティーで「ワークミル ウィズ フォーブスジャパン」をPRする遅野井編集長=東京・南青山
創刊パーティーで「ワークミル ウィズ フォーブスジャパン」をPRする遅野井編集長=東京・南青山

 オフィス家具大手の岡村製作所(横浜市西区)は27日、世界有数の経済誌「フォーブス」の日本版を発刊する「フォーブスジャパン」と組んで、働き方をキーワードにした新たなビジネス誌「ワークミル ウィズ フォーブスジャパン」を創刊する。官民挙げて働き方改革の機運が高まる中、オフィス家具の提供を通して蓄積した知見を踏まえ、国内外の多様なワークスタイルを発信。新媒体を通してブランド力の向上を図るとともに、オフィス変革のニーズをいち早く捉えて、主力事業の伸長にもつなげたい考えだ。

 ワークミルは、あらゆるオフィス環境を事業基盤とする岡村製作所が2016年に提唱した、ユーザーらとさまざまな働き方を創造していくためのプロジェクト。仕事を多様な視点で「見る」とともに、既成概念にとらわれない働き方の価値を「共創」するとの意味合いを込めた。16年11月と今年4月には、準備号などを発刊した。

 創刊号のテーマは、さまざまな働き手が集って、スペースや設備を共有しながらそれぞれの仕事を行う新たなワークスタイル「コワーキング」。世界規模でコワーキングのネットワーク構築を進める経営者へのインタビューのほか、ロンドンやニューヨーク、パリ、サンパウロなど世界の先進的なコワーキングスペースを特集している。コワーキングに関する国内での模索も取材。カラー写真やイラスト、図解をふんだんに交え、メインターゲットに据える「働き方をはじめさまざまな変革マインドを持つ30~40代」(同社)に訴求する誌面作りを目指した。


27日に発売する「ワークミル ウィズ フォーブスジャパン」の創刊号
27日に発売する「ワークミル ウィズ フォーブスジャパン」の創刊号

 「この1冊でコワーキングの世界的潮流、日本の現在地が分かるという自負を込めて編集した。ぜひ、手に取ってさまざまな感想を寄せてほしい」。25日夜、都内で開いた創刊パーティーで、遅野井宏ワークミル編集長(岡村製作所・未来企画室長)は約250人の来場者に呼び掛けた。今後は半年に1回のペースで発刊を予定。遅野井編集長は「海外取材を含め、新しい働き方のエッセンスや選択肢を発信していきたい。働き方や将来設計について、読者と双方向で考えるメディアに育てたい」と話す。

 同社の中村雅行社長も「オフィス環境の担い手として、ワークミルで働き方の変革を体系的に伝える役割を果たしたい」と新媒体に期待した。創刊号はB5変型、104ページで、税込み980円。27日に全国の書店やインターネット通販で発売する。


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