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教室に行こう
県立厚木商業高校(厚木市王子)

教室に行こう 神奈川新聞  2019年09月10日 12:55

商品開発 仲間と協働 
パンのアイデアさまざま「『とん漬』挟む?」


商品企画書を作成する生徒たち
商品企画書を作成する生徒たち

 「厚木の特徴的な食材って何だろう」「ターゲットは、ピリ辛好きな高校生がいいかな」

 「商品開発」の授業での生徒たちの話し合いの一幕である。地元のパン屋さんの協力の下、自分たちが考案したパンを実際に販売しようという試みだ。

 厚木商業高校には、社会で活躍できる人材の育成を目指し、さまざまな商業科目が用意されている。「商品開発」は、その中の一つである。この授業では、顧客の年齢層、商品の特徴、商品を食べる場面など、商品のコンセプト、そして具体的なアイデアを練っていく。

 「アイデアが思い浮かばないな」「ハンバーガーはどう?」「厚木で有名な『とん漬』を挟んでみたらどうかな?」「野菜も地元産がいいよね」

 一人ではアイデアがぼんやりしていても、仲間と協働し、グループで話し合いをする過程で具体的な形が見えてくる。新たな課題が見つかるとインターネットで調べたり、他のグループとディスカッションしたりして商品企画書を作成していく。


互いのアイデアを話し合う
互いのアイデアを話し合う

 パンのさまざまなアイデアが並んだ。ソフトボール部が強いので、その熱意や活気をほどよい辛さで表現した、具材たっぷりのカレーパン。ボールの縫い目はチーズで表現する。学校の公式オリジナルゆるキャラ「かえでくん」をモチーフにした、フランスパン。硬い生地にオレンジピールとオレンジソースを混ぜ込むことで、独特の食感と爽やかな甘さが楽しめる。パソコンを操作する時に使うマウスの形をしたクロワッサン。中にはアイスが入っており、アーモンドなどで飾る。

 商品化するための助言は、プロのパン屋さんからいただく。生徒たちは自ら考案した商品を顧客が食べているところを想像し、その過程を楽しみながらアイデアを出し合う。商品化されれば「チャレンジショップ委員会」で実際に販売する予定だ。

 生徒は、正解が一つではない課題に対し、仲間と協働して最善の答えを見つけていく力を授業の中で身に付け、社会へ飛び立つ。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/


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