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遠隔操作安全・安価に 東芝情報システムがソフト発売

経済 神奈川新聞  2017年09月26日 02:00

 東芝グループの東芝情報システム(川崎市川崎区)は今月から、安全かつ低コストで事務機器や家電などを離れた場所からもリアルタイムに操作できる新たなソフトウエアの販売を開始した。事務機器や計測機器、家電などあらゆるモノがネットワークにつながり、機器の遠隔操作などを可能にするIoTサービスのニーズの高まりに対応する。

 新ソフトウエア「ネットニュークリアス クラウドハブ」は、不正なアクセス防止のため、通信を制御してネットワーク上で防火壁の役割を果たすファイアウオールの設定を変更せずに導入できるのが特長。セキュリティーを維持した上で、既設のネット回線をそのまま利用できるため、通信コストの低減につながる。

 また、独自の負荷分散技術を搭載することで、大量の機器を接続してもサービスを提供するサーバーコンピューターのパフォーマンスが低下しないよう、性能を高めた。IoTサービスでは、データを盗み取られたりするリスクが指摘されるが、ファイアウオールに加え、暗号化した通信規格を採用し、セキュリティー対策も強固にした。

 同社は新製品を含め、組み込み機器に特化したIoT関連事業で、年間10億円の売り上げを目標に販売活動を強化する。「長年培った組み込みソフトウエア技術と、東芝グループ独自の技術を融合し、安全性と低コストを両立した製品の提供で、IoT社会に貢献していく」としている。


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