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小売り、卸売りは後退
長雨で景況感横ばい 川崎市内中小企業景気動向調査

経済 神奈川新聞  2017年09月26日 02:00

 川崎信用金庫(川崎市川崎区)は25日、7~9月期の市内中小企業景気動向調査の結果を発表した。景況感の回答で「良い」から「悪い」を引いた業況判断指数(DI)はマイナス0・7(前期比1・9ポイント減)で、2年3カ月ぶりにプラスとなった前期からマイナスとなった。同信金は「製造業は改善しているものの、長雨など天候不順による生鮮食料品の品薄、仕入れ価格の上昇などで小売り、卸売りが後退し、全体では横ばいとなった」と話している。

 業種別では、製造業は円安傾向の恩恵があった企業もあり、売り上げ、受注増で4・8(5・6ポイント増)と改善。卸売業マイナス12・9(22・0ポイント減)、小売業マイナス18・0(3・7ポイント減)だった。

 次期の見通し(10~12月期)についても、全体でマイナス2・5と慎重な見方。同信金は「円安・株高傾向で大企業は改善傾向にあるが、市内中小企業は慎重な見方で、回復傾向に一服感がある」としている。

 「中小企業経営と地域との関わりについて」も調査し、加入している団体は、「商工会・商工会議所」(56・5%)が一番多く、「各種組合(同業種・地域など)」(43・8%)「青色申告会・法人会」(32・9%)「ロータリークラブ・ライオンズクラブ」(10・8%)の順だった。「まったく加入していない」も18・9%あった。

 「取り組み、または協力・協賛している地域活動」は「お祭りなどのイベント」(45・8%)「商店街・中心市街地の活性化」(25・2%)などだった。

 調査は9月上旬に市内の中小企業660社を対象に実施、451社(68・3%)から回答があった。


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