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猛雨 命守るために(5)
変わらぬ「意識」なお

社会 神奈川新聞  2019年09月07日 17:32

土砂災害特別警戒区域の地元説明会。確認用の図面とパソコンが用意された=8月13日、厚木市小鮎公民館
土砂災害特別警戒区域の地元説明会。確認用の図面とパソコンが用意された=8月13日、厚木市小鮎公民館

 「土砂災害は避難の難しい災害だ」。東大の関谷直也准教授が強調した。「河川の氾濫は、水位の上昇という分かりやすい兆候があるが、土砂災害は、いつ、どこで、どんな規模で発生するかを正確に予測することが難しい」

 崖崩れや土石流などに住宅や施設が巻き込まれ、命をも奪う土砂災害。その抑止に向けて行政や住民、専門家が知見を共有する「土砂災害防止『全国の集い』」が6月、急傾斜地の多い横須賀市内であった。

 「崖のひび割れや小石の落下などが前兆現象とされるが、それらは既に土砂が崩壊しかかっている状態。その時点から避難するのでは、間に合わない」。関谷准教授は早期の避難行動こそが鍵と訴えた。

 直前の予測は困難であるものの、土砂災害が起きそうな場所はあらかじめ分かる。都道府県が傾斜地の角度や高さなどから指定する「土砂災害警戒区域」(イエローゾーン)と「土砂災害特別警戒区域」(レッドゾーン)だ。

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