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健康な生活アシスト 栄養や体操テーマに講座 寿地区でサッカーYSCC

話題 神奈川新聞  2017年09月24日 11:18

食と栄養について説明する岡田さん=横浜市中区
食と栄養について説明する岡田さん=横浜市中区

 横浜市中区の寿地区で暮らす人を対象に、生活改善をテーマにした連続講座が始まった。サッカーJ3のYSCC(同区)と連携し、食事と栄養、歯の健康などについて座学と実践を行う。

 14日、寿町総合労働福祉会館(仮設)で、簡単な調理と栄養についての講座が開かれた。講師はYSCCサポートスタッフで、管理栄養士の岡田和也さん。レトルト食品を活用し、手に入りやすい食材を合わせた「サケとキノコのあんかけ豆腐」を紹介した。

 「豆腐にはカルシウムが多い」「キノコは手で裂く。はさみで材料を切れば包丁もいらない」と説明しながら作ると、約30人の参加者から笑いが起きる場面も。試食では、「おいしい」「余ったキノコはどう保存すればいいか」などの声も上がった。参加した男性(51)は「普段は外食が多いが、これなら作れそうだと思った」と話した。

 かつて日雇い労働者の街だった寿地区は、現在は高齢化率が50%を超える福祉の街に変化している。YSCCは2014年から同地区で体操指導などの活動を行っており、今回の講座も「まちの健康」を目的に提案した。吉野次郎理事長は「バランスのいい栄養、歯のメンテナンス、体を動かすこと。どれも大事なので、全てを関連させた講座を開くのがいいと思った」と話す。

 10月は歯、11月は体操をテーマに講座が行われる。3回連続にすることで、自室にこもりがちな人たちの外出や行動につなげる狙いもあるという。講座を主催する寿町勤労者福祉協会の徳田文男理事長は「超高齢化の街だが、健康づくりは生きがいにも通じる。受講が前向きな行動につながるきっかけになれば」と期待を込める。


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