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民進党県連大会で相次ぐ欠席 離党予備軍・新党…波乱の予感

政治行政 神奈川新聞  2017年09月24日 02:00

離党が取り沙汰されている3人の候補予定者が不在の中で「頑張ろうコール」を三唱した民進党県連大会=横浜市中区
離党が取り沙汰されている3人の候補予定者が不在の中で「頑張ろうコール」を三唱した民進党県連大会=横浜市中区

 新代表に本村賢太郎衆院議員(比例南関東)を選出した23日の民進党県連大会は欠席者が相次ぎ、波乱を予感させるものとなった。県内の有力衆院議員2人が党を離れた余波は大きく、離党予備軍と新党の動向をにらみながら決戦へとなだれ込むこととなった。

 「私たちは民進党という一つ屋根の下の仲間だ。仲間、同志と一緒に総選挙で全員必勝を期す」。会場からの拍手で新代表に選出された本村賢太郎氏(衆院比例南関東)が壇上から強調した。だが、視線の先に、離党が取り沙汰されている公認候補予定者3人の姿はなかった。

 本村氏は「火中の栗をなぜ拾うのか」との地元の反対を押し切って代表選に立候補。小選挙区で当選し、民主党時代も含め県連代表を務めた笠浩史(同9区)、後藤祐一(同16区)両氏が民進党を離れ、直後に解散風が吹き荒れた。2氏が参加する見通しの新党が結成に向け準備を進める中、事実上の「決起大会」(本村氏)と臨んだ会場には、不安が渦巻いていた。

 同党の県内候補予定者13人のうち12人の推薦・支持を決定している連合神奈川幹部は大会を前に、「この大会で離党騒ぎを決着させるべきだ。週明け以降も続くのなら、許しがたい」と憤りを隠さなかった。本村氏は大会後の会見で、離党検討者がいることを認め「(判断の時期を)引っ張るだけご自身の信用問題になる」とけん制した。

 だが、新たな離脱者と新党の動きを警戒する県連の対応は腰が定まらない。本村氏は空白となった9、16区について候補者擁立の方針を明言する一方、新党との関係については「非自民をしっかりと打ち出してくるのなら、協力できるところは協力したい」と連携に含みも残した。

 決戦を控える候補予定者の思いも一様ではない。江田憲司氏(同8区)は新党が県内全選挙区への擁立を検討していることを念頭に、「その場合、9、16区には当然、対抗馬を立てなければならない」と明言。一方で、水戸将史氏(同比例南関東)は「対抗馬を出すのは自民を利するだけ」と慎重な見方を示した。連合神奈川幹部はこの日、大会終了後も離党情報が飛び交う状況にこう吐き捨てた。「ひどいもんだ。粛々と切るだけだ」


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