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京急、横浜・MMの新本社で式典 1200人の拠点に

経済 神奈川新聞  2019年09月02日 21:27

京急グループ本社(左)は日産グローバル本社(右)と歩行者デッキで直結する=横浜市西区
京急グループ本社(左)は日産グローバル本社(右)と歩行者デッキで直結する=横浜市西区

 京浜急行電鉄とグループ10社は2日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区に完成した「京急グループ本社」で記念式典を開いた。17日から10月28日にかけて、同社とともに、東京・品川や川崎、横浜に分散していたグループ10社が順次移転し、約1200人が働く新拠点となる。

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 式典には京急の原田一之社長ら11社の社長が出席。マスコットキャラクター「けいきゅん」との写真撮影やテープカットで新社屋の落成を祝った。

 原田社長は、横浜の拠点を構える理由を「横浜駅は京急で最も乗降人員が多く、沿線の真ん中にあり、事業展開を進める上で意味は大きい」と説明。「令和の新時代にスタートを切り、横浜でますます元気になったと言われたい」と抱負を語った。

 さらに、グループなどが再開発事業を手掛ける品川エリアの区画整理で、泉岳寺にある京急本社の移転が避けられなくなったとも言及。当初は品川や羽田、創業の地である川崎も新本社の候補地だったと明かした。老朽化した旧本社は解体する方針という。


京急グループ11社の社長によるテープカット=京急グループ本社
京急グループ11社の社長によるテープカット=京急グループ本社

 横浜市が誘致を表明し、京急が事業参画を検討するIR(カジノを含む統合型リゾート施設)については「横浜に人が集まり、働く場所があることは重要」と述べるにとどめた。

 新本社ビルは、地上18階、地下1階建てで高さ約85メートル、延べ床面積約2万5800平方メートル。MM21中央地区56-1街区に位置し、歩行者デッキで日産グローバル本社と直結する。免震構造を用い、災害時は帰宅困難者を受け入れる。

 社員同士のコミュニケーションを円滑化するため、6~16階のオフィスフロアは柱のない開放的な造りとした。各階に打ち合わせなどで活用できる共有空間や休憩場所があり、最上階にはグループ全社員が24時間利用できるカフェテリア「ターミナル」を設けた。

 細部にも工夫を凝らし、エントランスホールの天井には、京急の線路幅(1・435メートル)と同じサイズの木製パネルでさざ波を表現した。今後は、修復された昭和の名車両「デハ236形」を展示するミュージアムや、認可保育所の開園も予定している。


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