1. ホーム
  2. 社会
  3. JRが津波想定 防災の日 線路を歩いて避難

JRが津波想定 防災の日 線路を歩いて避難

社会 神奈川新聞  2019年09月02日 05:00

はしごを使わず電車から降りる訓練参加者=横浜市鶴見区のJR鶴見線浅野駅~新芝浦駅間
はしごを使わず電車から降りる訓練参加者=横浜市鶴見区のJR鶴見線浅野駅~新芝浦駅間

 防災の日の1日、JR鶴見線の列車を使い、乗客を津波から避難させる訓練が、同線浅野-海芝浦間(横浜市鶴見区)で行われた。JR東日本の社員のほか、沿線企業の社員、周辺の中学高校の生徒ら計約700人が参加。停車した2本の列車から降り、線路上を歩いて避難場所まで向かった。

 訓練は、房総半島沖を震源に巨大地震が起き、最大4メートルの津波が押し寄せるとの想定で実施。横浜港の運河近くで列車を止めた運転士は、タブレット端末で避難場所を確認。乗客は列車のドアからはしごを使わずに次々と降り、指定された避難場所まで歩いて移動した。

 今回の訓練では、案内放送の違いによって降車時間などに差が出るかも調べた。片方の車内では降車方法などを丁寧に説明して協力を呼び掛け、もう片方では伝える内容を必要最小限にとどめ、避難を強調した。

 全員が降車するまでの時間は、どちらも2分半ほどと差はなかった。同社は参加者へのアンケート結果を基に検証する。また参加者から放送が日本語だけだったことも指摘され、同社は今後、外国語の案内も検討したいとした。

 会社員堀内善太郎さん(34)=川崎市中原区=は長男の善斗君(7)と参加。「津波襲来まで時間がない中で大変不安だろうと思った。適切な避難場所が分からなかったらパニックになるのでは。いざというときのイメージをつかめた」と振り返った。善斗君は「降りる時は怖くて緊張した。次の時は大丈夫」と話した。


シェアする

編集部のおすすめ

アクセスランキング

  1. 三浦半島で停電相次ぐ

  2. 台風の波が掘り返す? 横浜・山下公園の海底から銃弾 

  3. 「ホームレス襲撃」と命の重さ 横浜で22日上映会

  4. 進む入居者間連携 「湘南アイパーク」開所1年半

  5. 高校野球秋季関東大会 東海大相模、来春のセンバツ確実に

  6. 県立6施設22日に無料公開 即位礼正殿の儀を慶祝

  7. 【台風19号】相模原の住宅被害116棟 夫婦捜索に全力

  8. 高校野球秋季関東大会 桐光、準決勝進出を逃す

  9. ラグビーW杯 「松島、ここからが勝負」恩師のエール

  10. 知的障害の15歳少女を誘拐、藤沢市内で 29歳の男逮捕