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表現の不自由展巡る黒岩知事発言 共産が撤回求める

社会 神奈川新聞  2019年08月31日 10:14

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題を巡り、共産党県議団と同党県委員会は30日、「表現の自由を逸脱している」「(慰安婦像は)事実を歪曲(わいきょく)したような政治的メッセージ」などと発言した黒岩祐治知事に抗議するとともに、発言を撤回するよう申し入れた。

 申し入れ書では「憲法の表現の自由を否定する点でも、歴史の事実をねじ曲げるという点からも到底許すわけにはいかない」と批判。慰安婦を巡っては政府が「河野談話」で旧日本軍の関与を認めているとし、「知事の慰安婦制度に対する認識は事実誤認と言うべきものだ」と指摘した。

 黒岩知事は27日の定例会見で企画展中止について見解を問われ、「あれは表現の自由ではなく、極めて明確な政治的メッセージ。(自分なら)絶対に開催を認めない」などと述べた。

 30日午後4時現在、県庁には賛否双方から少なくとも50件を超える電話やメールが寄せられているという。


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