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犯人隠避教唆罪に問われた弁護士、容疑を否認 地裁初公判

社会 神奈川新聞  2019年08月31日 05:00

横浜地裁
横浜地裁

 無免許運転で死亡事故を起こした男に虚偽の供述をさせて、車の所有者に罪が及ばないようにしたとして、犯人隠避教唆の罪に問われた弁護士の男(33)=横浜市神奈川区、第二東京弁護士会=の初公判が30日、横浜地裁(田村政喜裁判長)であった。被告は「私は犯人隠避教唆も共謀もしていない」と起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張した。

 起訴状などによると、被告は車の所有者の男(27)=同罪で執行猶予付き有罪判決が確定=らと共謀し、事故を起こした男(23)=犯人隠避罪で実刑判決が確定=に「勝手に車を持ちだした」などと虚偽の供述をするよう依頼。無免許と知りながら運転させていた所有者に責任が及ばないようにした、とされる。

 検察側は冒頭陳述で、被告と所有者らが事故後に打ち合わせを行い、虚偽のストーリーを構築した上で、所有者の供述調書を作成したと指摘。さらに事故を起こした男と留置先で面会し、その調書の内容を書面で差し入れてうその供述をするよう唆したとした。

 弁護側は、被告に相談する以前から所有者が虚偽の供述を既に作成していたと反論。「被告は所有者から聴き取った話を書面にまとめただけだ」とした。

 事故は2016年5月12日夜、横浜市泉区の県道で発生。車が道路脇の電柱に衝突し、助手席の男性=当時(18)=が死亡した。


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