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ビジネスウエーブ
アフリカの稲作農家生産性向上へ 横浜の企業が取り組み

経済 神奈川新聞  2019年08月28日 12:49

8月16日付・ビジネスウエーブ 提供写真
8月16日付・ビジネスウエーブ 提供写真

 プラスチック製品専門メーカーのフジケン(横浜市鶴見区、藤田雄一社長)は、自社開発した小型籾(もみ)摺(す)り精米機でアフリカの小規模稲作農家の生産性向上を支援するSDGs(持続可能な開発目標)ビジネスに取り組んでいる。

 同社の小型籾摺り精米機は、操作が簡単で小石などの異物混入による故障に強く、高い歩留まりを特長としている。さらに日本の短粒種米だけでなく、海外で主流となる長粒種米にも対応できるように改良を重ねてきた。

 そこで、世界的に米の生産量が最も伸びているアフリカに注目。2018年から横浜企業経営支援財団の支援を受けながら、海外市場の調査と販路開拓に取り組んでいる。

 今年2月には国際協力機構(JICA)のケニアとタンザニアのスタディーツアーに採択され、同社が現地調査を実施した。このツアーを通じて藤田社長=写真(右から5人目)=は、アフリカの小規模稲作農家の収入向上には性能が低い精米機によって生じる精米品質の悪さを改善することが欠かせないと実感。自社の籾摺り精米機が課題解決に寄与し、SDGsの実現に役立つことを再認識したという。

 8月28日から30日まで、横浜で第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が開催され、各国の首脳やビジネス関係者が来日する。併催される「日本・アフリカビジネスフォーラム&EXPOジャパン・フェア」に同社も出展し、小型籾摺り精米機をアフリカ関係者にアピールする予定だ。

 藤田社長は「少しでもアフリカの小規模稲作農家の生産性向上に貢献できればうれしい」と、横浜でのTICAD7開催に期待を寄せている。

 フジケン 〒230-0071横浜市鶴見区駒岡2の5の22。電話045(571)2621、ファクス045(571)6173。http://www.fj-ken.co.jp/
 (情報提供・横浜企業経営支援財団)


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