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脱プラごみ企業の挑戦(下)提案型ストア 生活者現状変え

経済 神奈川新聞  2019年08月28日 12:19

今年4月にオープンした「エコストア パパラギ」は武本匡弘さん、妻洋子さんこだわりのノンプラスチック製品が並ぶ =藤沢市鵠沼石上
今年4月にオープンした「エコストア パパラギ」は武本匡弘さん、妻洋子さんこだわりのノンプラスチック製品が並ぶ =藤沢市鵠沼石上

 今年4月、一人のプロダイバーが「提案型ストア」と銘打ったショップを藤沢市内に開業した。

 「エコストア パパラギ」。JR藤沢駅近くの店内には、プラスチックフリーの食器や弁当箱、自然由来の洗剤、完全無農薬の野菜や米、量り売りのナッツやハーブティーなど130種類以上の「地球環境に優しい商品」が並ぶ。一方、プラスチック製品やレジ袋、商品を包むパッケージはない。

 同ストアを経営する武本匡弘さん(64)は「プラスチックに囲まれた生活を見直し、使い捨て消費をやめ、人と地球に少しでも負荷をかけないライフスタイルを提言したい」と、開店に込めた思いを語る。

■□■

 もともとは、ダイビングスクールとショップを運営する会社の社長だった。1985年に「PAPALAGI」を設立。国内外に12店舗を展開するなど事業を拡大し、年商6億の企業に成長させた。

 2014年に会社を後継者に引き継ぎ、引退後はプロダイバーとして活動を本格化させた。気候変動や海洋汚染などの探査をしようと、自ら操船するヨットで太平洋に繰り出した。航海距離は計2万3千キロ、航海日数は延べ180日間にも及んだ。

 そこで目にしたのは「プラスチックのごみだらけの海」だった。

 「太平洋のど真ん中で過ごした16日間。鳥も飛んでいない、魚も釣れない海で朝から晩までプラスチックごみを目にした。それは、使い捨て社会の象徴であり、経済大国の消費の姿でもあった」

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