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“聞き取りやすい”議会へ 川崎市議会が新システムを導入

政治行政 神奈川新聞  2019年08月28日 05:00

新たに導入した難聴者向けのシステムの機器を手にする山崎直史議長(左)と花輪孝一副議長=川崎市議会委員会室
新たに導入した難聴者向けのシステムの機器を手にする山崎直史議長(左)と花輪孝一副議長=川崎市議会委員会室

 補聴器を使っている難聴者にも傍聴しやすい議会にしようと、川崎市議会は委員会室での質疑や討論の音声がより鮮明に聞き取れるようになるシステムを導入した。9月2日開会の市議会第4回定例会から使用する。

 主に健康福祉委員会が開かれる委員会室に導入するのは「ヒアリングループ」と呼ばれるシステム。傍聴者席を囲むようにアンテナを設置することで音声磁場を作り、周囲の騒音や雑音に邪魔されずに補聴器や人工内耳で鮮明に聞き取れるようになる。システムの導入費用は約43万円。

 市議会は2月、本会議場の傍聴席にモニターを設置し、質疑や討論に立った議員の発言を人工知能(AI)でリアルタイムに文字化して表示するシステムも導入している。

 市が進める共生社会づくり「かわさきパラムーブメント」の理念を広げていこうと、市議会では「川崎市議会パラムーブメント推進議員連盟」が発足したばかり。会長に就いた山崎直史議長は「このシステムは難聴者の方々に好評と聞いている。今後も議会のバリアフリー化に取り組んでいきたい」と話した。


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