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着物リメークで七夕飾り 強羅駅などで展示、31日まで

話題 神奈川新聞  2019年08月23日 05:00

七夕飾りがつるされている強羅駅=箱根町強羅
七夕飾りがつるされている強羅駅=箱根町強羅

 旧暦の七夕にちなみ、着物をリメークした七夕飾りが箱根町内各所に彩りを添えている。町民有志らのグループが制作したもので、箱根登山鉄道の箱根湯本-強羅間開通100年を記念した作品もある。

 七夕飾りを作ったのは、「箱根勝手に応縁隊」。開通100年を「地域でお祝いしたい」と、沿線に咲くアジサイを表現した飾りが付いたものを強羅駅に100個、箱根ロープウェイなどが発着する桃源台ターミナルには芦ノ湖の色などをイメージした布を使ったものを50個飾った。31日まで展示している。

 また、星槎大学箱根キャンパスとその周辺などにも飾り付けている。

 取り組みのきっかけは、東日本大震災の被災地に対する支援だ。「行方不明者が家族の元に帰ってきてほしい」といった思いで「還(かえ)り雛(びな)」を被災地へ提供したり、被災者に作り方を教えたりしていたところ、2015年8月、縁のある仙台の被災者から七夕飾りを贈られた。箱根山の火山活動が活発化し、噴火警戒レベル3(入山規制)への引き上げに伴う影響が広がっていたからだ。

 「私たちが家を失ったわけでもないのに、勇気づけられた。今度は自分たちが箱根を訪れる人のために何かしたい」と、七夕飾り作りにも着手した。16年は町制60周年に合わせて60個を制作。毎年8月に強羅駅などで展示している。

 代表の茂村ひとみさん(71)は「七夕飾りを見たことが箱根観光の思い出になれば」と話している。


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