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アフリカ身近に感じて TICAD7盛り上げへ企画展 

横浜みなと新聞 神奈川新聞  2019年08月21日 06:56

JICA横浜の布谷真知子さん
アフリカの楽器を紹介するJICA横浜の布谷真知子さん=JICA横浜

 第7回アフリカ開発会議(TICAD7)の横浜開催(28~30日)を前に、アフリカの現状や文化を紹介する企画展「Next Stage “Africa”アフリカの現在(いま)と未来」が、JICA横浜(横浜市中区新港)で開かれている。写真や映像を使ってアフリカの“現在と未来”、日本との関わりを紹介するほか、家族連れも楽しめるよう楽器や民族衣装などを展示。3階レストランでは週替わりでアフリカの家庭料理が味わえるなど、館内全体でTICAD7を盛り上げている。


取材時は「西部アフリカプレート」。西アフリカでよく食べられるプレヤッサ(鶏肉のマスタード煮込み)などを盛り合わせた
取材時は「西部アフリカプレート」。西アフリカでよく食べられるプレヤッサ(鶏肉のマスタード煮込み)などを盛り合わせた

 1階ではこれまでのTICADの歩みを写真やグラフなどを駆使したパネルを使い、分かりやすく解説。アフリカの若者の産業人材育成についても、横浜市内の企業の取り組みなどを詳しく紹介している。

 このうち、排水処理の専門企業「日之出産業」(横浜市都筑区)は、アフリカの研修生に微生物を使った排水処理技術を伝授。セネガル出身の研修生の一人は、2年半の研修を終えて一度帰国したが「排水処理技術のスペシャリストとして日本との懸け橋に」と、同社に就職したという。

 1階には西アフリカの代表的な弦楽器でハープのように弾く「コラ」や、箱に並んだ細い金属棒を弾いて演奏する「カリンバ」など、JICA研修員らが現地から持ち帰ったアフリカの楽器を展示。実際に演奏することもできる。東京都足立区から家族4人で訪れた会社員の塚原宏和さん(47)は「横浜観光の合間に偶然、立ち寄った。アフリカを身近に感じた」。息子の和馬くん(7)は「アフリカの楽器に触れられて楽しかった」と話した。


2階の試着コーナー。アフリカのさまざまな民族衣装を自由に試着できる
2階の試着コーナー。アフリカのさまざまな民族衣装を自由に試着できる

 2階では東アフリカの伝統布「カンガ」を使った衣装や布の巻き方などを学べる試着コーナーを設置するほか、館内ではスタンプラリーも楽しめる。同企画展を担当したJICA横浜・市民参加協力課の布谷真知子さん(37)は「知っているようで、知らないことが多い遠い存在のアフリカ。TICAD7をきっかけに、もっと身近に感じてもらいたい」と、来場を呼び掛けた。

 企画展は12月1日まで。午前10時~午後6時。最終入館は午後5時半。入館無料。みなとみらい線馬車道駅徒歩8分。問い合わせは、JICAプラザよこはま電話045(222)7161。

 3階レストラン「ポート・テラス・カフェ」では、TICAD開催に合わせ9月1日まで、アフリカ料理を週替わりで提供。54カ国を有するアフリカ大陸は5地域から成り、各地域ごとの家庭料理をワンプレートに仕立てた。メニューを考案した同レストランチーフの佐藤武さん(44)は「食からアフリカに興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。8月19~25日は東部、26日~9月1日は南部の料理が味わえる。ランチ限定800円。午前11時半~午後1時半ラストオーダー。問い合わせは、同レストラン電話045(662)2710。

 ◆24日「まるごと体験!アフリカデー」をJICA横浜館内で開催。珍しいアフリカ絵本の読み聞かせや、アフリカの楽器を使った音楽の演奏などを行う。午後1時~4時半。参加無料。


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