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箱根山、警戒レベル下げ見通せず 活動低調も基準厳格化

社会 神奈川新聞  2019年08月18日 11:10

 箱根山(箱根町)の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)への引き上げから、19日で3カ月となる。4年前のような小規模噴火にはつながっておらず、火山活動は当時と比べて低調に推移している。だが、新たに運用されている警戒レベルの判定基準が厳格なため、地元が待望するレベル1(活火山であることに留意)への引き下げは見通せないままだ。火口があり、全面的な立ち入り規制が続く大涌谷の安全対策をどう継続するかが今後の課題となる。

懸念 


噴火警戒レベル2への引き上げで全面的な立ち入り規制が敷かれた大涌谷。気象庁は小規模噴火の恐れがあるとして注意喚起を続けている =1日(東海大理学部大場武研究室提供)
噴火警戒レベル2への引き上げで全面的な立ち入り規制が敷かれた大涌谷。気象庁は小規模噴火の恐れがあるとして注意喚起を続けている =1日(東海大理学部大場武研究室提供)

 「トップシーズンが迫っている。せめて夏休みにはレベルが下がってほしい」

 警戒レベル2への引き上げから1カ月がたった6月19日。箱根町の山口昇士町長が記者会見で懸念した「影響の長期化」が現実となっている。

 山口町長は会見で、こう本音も漏らした。「レベルを上げるのは早いが、なかなか下がらないというのはどうなのか。率直に言うと、今度の(判定基準の)改定は厳しい」「人命第一は当然だが、トータルではどうか」

 気象庁が箱根山で運用している噴火警戒レベルの判定基準は、2017年6月に定められたばかり。観測史上初の噴火に至った15年の活動を踏まえて改定され、レベルの判断材料を細かく決めている。レベル1へ引き下げるには、マグニチュード(M)0・2以上の火山性地震が直近の30日間で9回程度以下に減ることが一つの要件だ。

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