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社会人野球 関東代表決定戦
東芝2年連続切符 佐藤旭、サヨナラアーチ延長11回

スポーツ 神奈川新聞  2017年09月15日 02:00

【東芝-JFE東日本】11回裏東芝1死。佐藤旭(中央)のソロホームランでサヨナラ勝ちし、大喜びの東芝ナイン=大田スタジアム
【東芝-JFE東日本】11回裏東芝1死。佐藤旭(中央)のソロホームランでサヨナラ勝ちし、大喜びの東芝ナイン=大田スタジアム

 社会人野球の第43回日本選手権大会(10月30日から11日間・京セラドーム)の関東代表決定戦が14日、大田スタジアムで行われ、東芝は3-2でJFE東日本(千葉)を下し、2年連続26度目の本大会出場を決めた。

 東芝は延長十一回に佐藤旭の本塁打でサヨナラ勝ちした。

 15日は三菱日立パワーシステムズが新日鉄住金鹿島(茨城)と、JX-ENEOSがセガサミー(東京)と本大会の出場権を懸けて対戦する。

 東芝が2-2の延長十一回、佐藤旭の中越え本塁打でサヨナラ勝ちした。先発岡野が十一回途中まで、直球とチェンジアップを低めに集めて2失点でこらえると、打線は1点を追う六回に敵失でしぶとく同点に追い付いて延長に持ち込んでいた。


【東芝-JFE東日本】東芝先発・岡野=大田スタジアム
【東芝-JFE東日本】東芝先発・岡野=大田スタジアム

「粘りの姿勢」勝利呼ぶ



 豪快な打球音に一瞬、静まり返ったスタジアムが、打球の行方が分かると大歓声に包まれた。

 2-2の延長十一回1死。東芝の1番佐藤旭が初球から思い切りバットを振り抜いた。「絶対入る。入ってくれ!」。打球は奇麗な弧を描き、中堅フェンスを越えていった。「超気持ちいい。最高です」。人生初のサヨナラアーチで日本選手権出場を手繰り寄せたヒーローは、ナインからの手厚い祝福に破顔した。

 「諦めず、最後まで粘り強く戦う姿勢を身に付けてきたので」。7月の都市対抗大会準々決勝でも延長十二回に決勝2点打。在籍12年目で横浜高出身の大河原も「必ず、苦しいときに流れを変えてくれる頼もしい後輩」とたたえる。

 2009年春の慶応高の甲子園メンバー。慶大から入部した2年前は「プロを見据えて自分のことばかり考えていた」という若武者がさまざまな経験を積み、経営再建中の会社のことや、チーム状況を受け止め「自分が引っ張る存在になる」と責任感の強いリーダー候補に成長してきた。

 今春から1番・センターに定着し、今では献身的なプレーが持ち味だ。社会人日本代表として挑む、10月のアジア選手権も「東芝の代表として世界のレベルを味わい、その経験を仲間に共有したい」と、日本選手権制覇につなげることだけを考えている。


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