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憲剛、史上10人目のJ1通算450試合出場 川崎

スポーツ 神奈川新聞  2019年08月12日 11:58

川崎フロンターレMF中村憲剛
川崎フロンターレMF中村憲剛

 サッカーJ1川崎フロンターレのMF中村憲剛(38)が10日のリーグ第22節・名古屋グランパス戦で、史上10人目のJ1通算450試合出場を達成した。J2出身者、大卒選手ではともに初の偉業に「もう感傷に浸るとか感慨深いとかいう年齢ではないけれど、いろんな人のおかげでこの数字が成り立っているという感謝の気持ちはずっと持ち続けてきた」。30代後半にキャリアの全盛期を迎えた中村らしい記録でもあった。

 初出場は2005年4月3日のJ1第3節・ガンバ大阪戦(2●3)。もう15年近く前の試合を鮮明に覚えているのには理由がある。「遠藤保仁の化け物加減に度肝を抜かれた記憶がある。J1にはこんな選手がいるのって、衝撃を受けたのがデビュー戦だったから」。こちらも先日、公式戦1000試合出場を果たした1学年上のレジェンドの顔を思い浮かべ、懐かしそうに笑った。

 当時、クラブは5季ぶりのJ1復帰を果たしたばかり。プロ3年目の中村も3月の開幕戦で先発予定だったが、直前に熱発して回避していた。その後、カップ戦に出場し、「ある程度やれたから『行けるっしょ』って万博(記念競技場)に意気揚々と乗り込んで、返り討ちに遭うという…」と苦い思い出を口にする。

 J1通算出場試合数ランキングの上位に名を連ねるのは、3位の中沢佑二(横浜M)を除けば10代でデビューした俊英ぞろい。大学2部リーグから練習生を経て当時J2の川崎入りした中村は24歳5カ月3日。「断トツに遅いよね。でも、それはそれで誇らしい」。2016年に歴代最年長36歳でリーグ最優秀選手賞を獲得し、37歳でリーグ初制覇を経験した自負もある。

 「自分が頑張らないと絶対にたどり着けない数字だけど、一人ではどうにもならない。俺を見いだしてくれた人、育ててくれた人、家族、チームメート。俺だけ(の記録)じゃないんだよ」と言い切ってから、こう続けた。「行けるところまで行こうかなとは思うけれど…。次は451(試合)。勝ちたいね」。川崎一筋17年目。常に目の前の試合に全力を傾けてきた憲剛らしい目標だった。

【J1通算出場試合数ランキング】
 選 手 名 所 属 試合数 J1デビュー戦年齢
①楢崎 正剛(名古屋)631 19歳4カ月1日
②遠藤 保仁(G大阪)621 18歳1カ月21日
③中沢 佑二(横浜M)593 21歳16日
④阿部 勇樹(浦 和)568 16歳10カ月30日
⑤曽ケ端 準(鹿 島)530 19歳9カ月6日
⑥小笠原満男(鹿 島)525 19歳10日
⑦伊東 輝悦(沼 津)517 19歳9カ月11日
⑧山田 暢久(浦 和)501 18歳7カ月17日
⑨明神 智和(長 野)497 18歳1カ月21日
⑩中村 憲剛(川 崎)450 24歳5カ月3日
※11日現在、引退した選手は最終所属


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