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巡査部長を懲戒免職 元交際相手のアパートに放火で起訴

事件事故 神奈川新聞  2019年08月07日 21:03

 元交際相手が住むアパート敷地内に侵入して、ごみ集積場に火を付けたとして、県警は7日、南署警備課の巡査部長の男(40)=横浜市緑区長津田みなみ台6丁目=を懲戒免職処分にした。横浜地検は同日、邸宅侵入と自己所有建造物等以外放火の罪で起訴した。

 起訴状などによると、被告は3月3日、元交際相手の30代の女性が住んでいた横浜市緑区のアパートのごみ集積場に侵入。段ボールや雑誌類などの間にカセットガスボンベを置き、ライターで火を付けて段ボールなどを焼損させた上、ガスボンベに引火させて爆発させた、とされる。

 県警監察官室によると、被告は女性が事件後に転居したことを知り、警察内部の運転免許情報の照会システムを不正に使って、転居先の住所を把握。3月下旬から4月上旬に、女性の転居先のドアノブに接着剤を付けたほか、着払いで化粧品などを送り付ける嫌がらせをした。女性が被害を県警に相談。県公安委員会が4月中旬、同被告にストーカー規制法に基づく禁止命令を出していた。その後の捜査で、放火事件への関与の疑いが強まり、7月に建造物等以外放火などの疑いで逮捕されていた。

 同被告は交際中、結婚していたにも関わらず独身と説明。職業や名前も偽っていたという。昨年12月ごろに女性に別れを告げられ、「裏切られたという気持ちや恨みからやってしまった」などと話している。

 県警は、当時や現在の上司4人についても所属長注意や口頭での厳重注意にした。寺澤陽公監察官室長は「警察官が重大な事件を発生させたことをおわびする。職員に対する指導教養を徹底し、信頼回復に努める」とコメントした。


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