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大火から約60年、地域へ感謝と絆誓う 横須賀・衣笠病院

話題 神奈川新聞  2019年08月04日 05:00

大矢部中の吹奏楽部が演奏を披露し、30以上の出店が並びにぎわった衣笠病院72周年記念感謝祭 =横須賀市小矢部
大矢部中の吹奏楽部が演奏を披露し、30以上の出店が並びにぎわった衣笠病院72周年記念感謝祭 =横須賀市小矢部

 横須賀市小矢部の衣笠病院の創立72周年を記念した感謝祭が3日、同病院駐車場で開かれた。来年は多くの犠牲者が出た大火から60年となるのを受け、患者の家族や地域住民らが絆を誓い合った。

 同病院は終戦後の1947年8月1日、米海軍横須賀基地の司令官を務めた故ベントン・W・デッカーの発案で旧日本海軍施設を転用し開院した。

 60年1月に新生児ら16人が命を落とす火災が発生したが、地域の支援によって復興。2017年には「相談・支援センター」を新設し、入退院や在宅療養に関する相談を一元的に受け付けるなど、地域医療の向上に努めている。

 会場には病院運営主体の日本医療伝道会、復興を支えた病院後援会に参加する企業などの出店が30以上並んだ。地元の市立大矢部中学校吹奏楽部などが演奏を披露し花を添えた。

 開会式典などで、後援会の松山慶三会長は「和の心を大切にして日々の連携を深め、いざというときの助け合いにつなげたい」、岡村隆一郎病院長は「72年もの間、病院を支えてくれた地域の方々に感謝したい」などとあいさつした。


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